「恋愛経験が少ない」というコンプレックスは男性にとって劣等感そのもの。
あなたの彼氏が「恋愛経験ゼロ男子」だったら…?
彼女はどんな行動をとるのが正解なのか、知ってほしいことがいくつかあります。
彼は恋愛経験がないことを恥ずかしく思っている
恋愛経験が少ないということは、女性と手をつないだりデートをしたり…キスをしたりセックスをしたり…
そういった行為がほとんどないという事です。
10代であれば、経験していなくても恥ずかしく思わないかもしれません。
ですが、20代30代40代ともなれば、周囲の人が経験しているであろう事を、自分はまだしていない、と恋愛に対して劣等感を持ってしまうかもしれません。
そんな恋愛経験ゼロ男子は、彼女ができても積極的になることができません。
すると彼女は、「彼の気持ちがわからなくなった…」と悩みを抱えてしまうようになるのです。
【対処法】感情の上書き保存をしてあげる
男性は女性の前ではカッコつけたい、優位に立ちたいと考えます。
これは男性心理の基本なので、女性も理解しているはず。
彼が恋愛経験がなくて恥ずかしいと思うのは仕方がないですし、こうした感情は時間と共に消えていくものです。
ただ、女性からするとそんなに待ってられないですよね?
そんなときは、彼の「恥ずかしい」「うまくできない」「緊張する」といった不安を安心感へと上書き保存してあげます。
つまり、彼に自信をもってもらうという事です。
デートをしたら「○○君とデートすると、すっごく楽しい」と、あなたの気持ちを素直に伝えます。
手をつないだら「手大きいね、暖かくて大きな手が好きだな」と彼が喜ぶ言葉を伝えてあげます。
彼女からの沢山の愛情を感じることで、彼の不安な気持ちは自信へと上書き保存され、恋愛経験が少ないことをコンプレックスに感じなくなります。
彼は女性の気持ちに鈍いところがある
女性は男性に前を歩いてほしいと思い、引っ張ってくれる男らしさを感じたいもの。
ただ、恋愛経験が少ない男性は彼女をリードするだけの経験と度胸がありません。
交通量の多い道で車道側を歩いてくれなかったり、デートの食事代は割り勘でもいいと思われたり、レストランや映画のチケットを予約してなかったり…。
「彼氏にはこうして欲しい」という気持ちがあっても、彼がそれを受け止めるだけのキャパシティーがないため、次第にお互いの気持ちがすれ違ってしまいます。
【対処法】根気よくアピールすることが大事!
経験がないということは、「知らない」というだけです。
私はこう思っているんだよと教えてあげることで、「そうか、わかった」とちゃんと理解してくれます。
時間がかかるかもしれませんが、根気よく向き合ってあげることが恋愛経験が少ない男性には必要です。
彼は女性のメイクやファッションに疎い
恋愛経験が豊富なモテ男は、メイクやファッションなど女性の関心事に詳しいです。
でも、恋愛経験が少ない男性は、女の子の気合の入ったファッションやメイクに気づかず無反応な事が多いです。
せっかく気合を入れて頑張っても、彼氏が無反応だと、私のことを見てくれているのかな…と寂しい気持ちでいっぱいになるでしょう。
【対処法】自分から相手の良いところを褒める
自分がされて嬉しかったことは、いつか誰かに返したいと思うもの。
彼女から「今日の髪型カッコいい!」「この帽子可愛い!どこで買ったの?」と沢山褒めてもらえれば、自分のことを沢山見てくれているのだと嬉しくなります。
すると、彼からも「今日の服可愛いね」とか「いい香りがするね」などあなたに興味を示す言葉がでてくるはずです。
彼は身だしなみに関心がない
短いひげと長いひげが交互に生えているような生理的に気持ち悪いところや、天然パーマなのか無造作パーマなのか、寝ぐせなのかわからないくらいのボサボサの頭。
そして、極めつけは鼻毛。
デートなのに身だしなみの一つも整えてくれない彼氏に彼女は怒り心頭なはず。
また、恋愛経験が少ない彼は、あか抜けない服装をよく着ています。
恋愛をしてこなかったこともあり、女性ウケするファッションがわかないのかもしれません。
80年代の昭和スタイルのコーディネートや、ヲタクのようにネルシャツをズボンの中にいれるようなダサめのファッションをしてきた彼が、
彼女ができたからといって、いきなりオシャレになるわけではありません。
男性自信が変わろうとしない限り、何も変わらないでしょう。
【対処法】ビシッと本音で攻めて可愛くおねだりが効果的
身だしなみを整えることは、人間関係を築く上で何よりも大切なことですよね。
それが出来ていないなら、オブラートに包まずビシッと伝えることが必要です。
そう、率直に「鼻毛でてるよ」とか「ヒゲが嫌だから、剃ってほしい」と伝えてください。
相手が傷つくかも…なんて気を遣っていては、鼻毛もボサボサの頭も一生変わることはありません。
また服のセンスを正すとき、今の流行りはこれだよ、色のパターンいつも同じだよね、など彼のためを思って教えてあげたつもりが、彼をイラつかせてしまうことがあります。
そうならない為にも、おそろコーデを提案してみてはいかがでしょうか。
スニーカーでも、パーカーでも、Tシャツでも、リュックでも何でもOK。
「二人で一緒に着たいな♡」と可愛く伝えてみましょう。
彼女からの可愛い提案に、恋愛経験が少ない彼もメロメロになるはず♪
彼はアイドルの追っかけがやめられない
恋愛経験ゼロの男子は、キラキラと輝くアイドルに強い憧れと好意を抱くもの。
女性に対する理想が高いゆえ、周囲の女性では満足できないのです。
そして、彼女ができたとしてもアイドルから離れることが出来ず、ドルヲタを続けてしまいます。
彼女は、アイドルと自分を比べられて嫌な思いをしたり、グッズやコンサート、握手会にCDの購入など、お金関係も心配なはず。
どんどんアイドルにハマる彼氏をみて、彼女はどうにかしてやめさせたいと必死になり、その結果疲れ果ててしまうのです。
【対処法】彼がアイドルに持っている「安心感」を自分が作ってあげよう
アイドルにハマり追っかけをやめられない男性は、女性に対して不安を持っています。
自分なんて相手にされない、モテないし、アプローチしても嫌われるだけだと、自分からうまくコミュニケーションが取れません。
テレビの向こうにいるアイドルは、いつも笑顔を向けて前向きな言葉をかけてくれる、いわゆる男性の理想の彼女像です。
それを、やめさせたいのであれば、安心できる場所を自ら作ってあげるのが、やめさせる一番の近道です。
彼が弱っているとき、不安や孤独があるときに、どれだけあなたが癒してあげられるかが最大のポイントだと言っても過言ではありません。
だからこそ、「アイドルの追っかけはやめて欲しい」というよりも、彼に喜ばれ満足してもらえるよう自分から行動してみましょう。
彼は話ていても目が合わないし話が下手
ずっと下を向いたり横を見たり、2人きりなのに目が合わない…。会話が盛り上がらず、彼女ばかり話ている…。
恋愛経験ゼロだからこそ、女性と話すのは大の苦手です。
女性は言葉でアプローチして欲しいものですが、彼にはそんな経験もなければ話題作りすら上手くできません。
彼氏が何を考えてるかわからないし、不愛想、話ててもつまらない。
と、尊敬と愛情を失ってしまうのも時間の問題でしょう。
【対処法】自分から話をしたいという気持ちを引き出してあげる
女性は自分の話を聞いて欲しいと、ファッションやメイク、友達の話や音楽の話など、たくさんの事を彼に話し始めます。
一方的に話題をふって「yes?」「no?」と答えを求めても、彼の中では関心がないので上手く答えることができません。
話下手の彼には、あまりにもハードルが高すぎるのです。
そんなときは、自分の話をするのではなく、彼が興味を持っていることを話題にしてみてください。
彼も知っていることであれば、上手く話せるはずです。
そして、彼女との会話は楽しいと興味を持ってもらえれば、自然と目を合わせながら話も積極的にしてくれるようになります。
彼は夜景に連れて行けばOKだと思っている
「暗いところ=ムードがあるから女性は喜ぶだろう」という考えは、恋愛経験が少ない男性の典型的な特徴です。
- レストランで夜景
- ドライブでも夜景
- 高層ビルの夜景にランドマークを照らす夜景
- レインボーブリッジなどの橋からの夜景
…など、デートの終盤になると決まって夜景を選ぶ彼は、恋愛経験ゼロの可能性大です。
本音を話すと、20代後半で人並程度の恋愛経験がある女性であれば、周辺の夜景スポットにはだいたい行ってます。
元カレとデートで行ったという人や、合コンで良い感じになった男性に夜景ドライブに誘われた人、男友達と行ったという人もいますよね。
それほど男女の出会いで「夜景は定番中の定番」です。
つまり、世の中の女性の多くは「夜景に飽きてる」のです。
遊び馴れた男性であれば、記念日や誕生日など、2人にとって特別な日以外は夜景を選びません。
【対処法】女性が喜ぶ場所を教えてあげる
「また夜景…」と思うかもしれませんが、夜景に連れて行きたいという男性の好意は無駄にできませんよね。
女性が喜ぶデートは「夜景」というワンパターンな彼なら、夜景以外のデートスポットを一緒に探してみましょう。
スマホで検索するのもよし、旅マガジンや人気のレストランや話題の遊べるスポットなどが掲載されている情報誌でもいいでしょう。
「あ、これいいね♪」を伝えてあげるだけで、彼は彼女が何に喜ぶのかを理解してくれますよ。
【まとめ】彼女が理解しておくべきこと
恋愛経験が少ない彼氏は、コンプレックスとして劣等感を持ち続けています。
そんな彼と付き合い、気持ちと向き合っていくことができるかは彼女次第です。
彼氏に変わってもらおうと必死になるよりも、自分から手を変え品を変え、積極的に行動してみてください。
いくつか試していくなかで、彼の良い部分を発見できたり、彼もあなたの魅力を再発見することができたりするかもしれません。
恋愛経験が少ない男=コンプレックスではありません。
これから少ない彼の経験を補うように、2人が努力して絆を深めていけるのですから、女性にとってかけがえのない時間になるはずです。