今年もいよいよバレンタインデーの季節がやってきました。
片思いの彼へ本命チョコを渡そうとどきどきしている女性もいれば、毎年恒例の職場の義理チョコがちょっとめんどくさい…なんて思っている方もいるかもしれませんね。
恋をしているかそうでないかにかかわらず、バレンタインデーは女性にとって1年に1度のビッグイベントです。女性のためのイベントといっても大げさではないでしょう。
とはいえ、チョコレートを受け取る側の男性がいなければ成り立たないのもまた事実。
どことなくそわそわした雰囲気がただようバレンタインデーの日、男性はいったいどんな気持ちでいるのでしょうか?
本命チョコを成功させるためにも、義理チョコで人間関係を上手に切り抜けるためにも、バレンタインデーにまつわる男性の本音をしっかり理解しておきましょう。
カップルのバレンタインデー
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手作りチョコはあり?なし?
バレンタインデーに男性へ渡すチョコレートを選ぶとき、「市販のチョコ」か「手作りチョコ」のどちらにしようかをまず考える女性は多いはず。
学生のころならクラスの女子みんなで手作りチョコを交換する文化があったかもしれませんね。でも、大人のバレンタインデーに手作りチョコはありなのでしょうか?
多くの男性にとって、手作りチョコをもらって嬉しいのは「すでに付き合っている本命の彼女」や「自分も好意を持っている女性」、「気の知れた女友達や同僚」に限られます。
反対に、知り合って間もない女性や、仕事では関わるけれど2人きりでは話したことがないような女性からの手作りチョコはあまり好意的には受け取ることができません。
なぜなら、チョコレートだけでなく女性から贈られる「手作りのプレゼント」というのは、どうしてもそこに込められた気持ちを想像せずにはいられないからです。
そのため、まだ信頼関係を築けていない女性から手作りのチョコレートをもらっても、嬉しいどころか「なんか重たい」、「なにが入っているかわからなくて怖い」というマイナスのイメージを持ってしまうのです。
同じ理由から、気持ちがあると誤解をされたくない男性への義理チョコにも手作りは避けたほうがいいですね。
また、男性には意外と潔癖な人が多いといいます。
せっかく作ったチョコレートが食べられずに捨てられてしまうなんてことがないように、チョコを渡す男性が「手作りOK」なのかどうかはっきりしないときは控えておくのがベターです。
手作りチョコを渡してもいい場合
- 付き合っている彼氏
- 好意を持ってくれている男性
- すでに気の知れた男性、男友達
手作りチョコを渡さないほうがいい場合
- あまり親しくない男性
- 潔癖な男性
- 勘違いをまねく男性
本命・義理にかかわらず、手作りチョコを渡すときは男性との「親しさ」の程度を見極めましょう。
大好きな片思いの彼には思いを込めた手作りチョコを。そんなふうに考えていた女性は要注意です。
プライベートで交際がないなど、まだあまり親しくないなら市販のチョコレートを選ぶほうが無難かもしれませんね。
男性が恐れる「お返しのプレッシャー」
男性にチョコレートを渡す女性がぜひとも知っておくべき、しかし実際にはつい見過ごしてしまいがちなバレンタインならではの男性心理があります。
それが、「お返しのプレッシャー」です。
バレンタインデーの1か月後にやってくるホワイトデー。言うまでもなく、女性からチョコレートをもらった男性が「お返し」を贈る日です。
もらったなら返すのが当たり前。そんなふうに思う女性もいるかもしれませんが、男性にとっては結構大変なイベントなんですよ。
女性好みのセンスなんてまるで分からないという男性が多いなか、どんなものなら女性が喜んでくれるのか、お菓子よりもハンカチのほうがいいのか、もらったチョコと同じくらいの予算がいいのか、お返しをあげた後に裏でなにか言われたらいやだな…。と、お返しひとつのことでもいろんなことに気を揉んでしまうのです。
そうして最終的にたどり着くのが、「めんどくさい」という心境。
多くの男性が「バレンタインデーなんかめんどくさい」と口にするのは、チョコレートをもらえないみじめさの裏返し、というわけでは必ずしもないようです。
ここで、男性をホワイトデーのプレッシャーで押しつぶしてしまうチョコレートをいくつか挙げてみることにしましょう。
あなたが渡すつもりのチョコレートは大丈夫ですか?
高級チョコレート
気持ちの大きさを表すのには高価なチョコレートを贈るのがいちばん分かりやすいですよね。
でも、もらった男性からすれば「もらった金額以上のお返しをしなければ」というプレッシャーになってしまいます。
本命の彼女ならまだしも、片思いの相手や義理チョコとしては避けたほうがよいでしょう。
安すぎるチョコレート
いくら義理チョコとはいえ、駄菓子屋さんでも買えるような安すぎるチョコレートは考えものです。
お返しに気を遣わせないようにしたつもりでも、男性には案外「もらったものは返さないと」という義理堅いところがあるものです。
あまりにも安価なチョコレートだと、どんなものを返せばいいのか頭を悩ませることになります。
何倍返し?「女子一同」からのチョコレート
女性の多い職場でよくあるのが、女性みんなでお金を出しあって男性全員分のチョコレートを用意するというもの。
ホワイトデーにも「男子一同」の文化がある職場ならいいかもしれませんが、たいていは男性がひとりひとりの女性に対してお返しをすることになります。
5人の連名でもらった1000円のチョコレートのお返しがひとり200円というわけにはいかず、結局男性のほうが泣きを見ることになるのです。
興味のない女性からの本命チョコ
女性が自分に好意を持ってくれている。よほど嫌いな相手でないかぎり、そんな状況は多くの男性にとって嬉しいものです。
たとえ興味のない女性からでも、バレンタインデーに本命チョコをもらうのに悪い気はしない男性がほとんど。ですが、「お返し」となればまた別の話です。
「女性を傷つけたくないけれど、お返しをして気を持たせるのも申し訳ないし…」と複雑な気持ちになってしまうのです。
「お返しに気を遣わせるチョコレート」になっていないか、もらう男性の気持ちになって考えてみましょう。
本命チョコをもらうのは嬉しい?
バレンタインデーは女性からのアプローチが自然にできるめったにない機会です。
片思いをしている女性のなかには、この日こそ本命の男性へチョコレートを渡して思いを伝えたい!と意気込んでいる方もいるのではないでしょうか。
でも、彼女でもないのに本命チョコを渡して迷惑じゃないかな…。そんな不安はつきものですよね。
付き合っていない女性から本命チョコをもらったとき、男性はいったいどんな気持ちになるのでしょうか?
好意がある女性からならとても嬉しい
好意をもっている女性から本命チョコをもらえるなんて、男性にとっては夢ようなこと。嬉しくない男性はいないでしょう。
告白をするにしてもしないにしても、「本命チョコ」であることを伝えていれば何かしらのアクションを向こうから起こしてくれるはず。
ただし、なかには好きな女性は自分から追いかけて手に入れたいという男性もいます。
相手の男性がそのタイプなら、本命チョコであることはさりげなく伝える程度にしたほうがいいかもしれません。
チョコをくれた女性のことが気になり出す
それまで恋愛対象としては見ていなくても、女性が自分に好意をもってくれていると分かったとたんに気になり出してしまう男性は多いです。
男性は、いくらタイプでも自分にまったく見向きもしない女性よりは、タイプとはすこし違うけれど自分を好きになってくれそうな女性のほうに恋愛感情を抱くといわれています。
つまり、いまのあなたが相手の男性にとって恋愛対象ではなかったとしても、本命チョコを渡すことによって「気になる女性」へ昇格することは十分にあり得るのです。
自分のことは憎からず思ってくれているけれど恋愛対象としては見てくれていないかも、という距離感の男性には「告白しない本命チョコ」が効果的かもしれませんね。
気持ちに答えられなくて戸惑う
チョコレートを渡す女性が男性にとってそもそもタイプではなかったり、なんらかの理由で距離を置かれている、彼女持ちや既婚者など本命の女性がほかにいる…。
そのような状況では、残念ながら「本命チョコをもらっても戸惑うだけ」だと感じる男性がほとんどかもしれません。
本命チョコはありがたいけれど気持ちに答えられない場合、チョコレートだけ受け取って好意を拒否するのに心が痛んだり、お返しをどうしようかなど、対処の仕方に困ってしまうのです。
本命チョコなら誰からでも嬉しい
自分が好意を持っていなくても、本命チョコなら誰からもらったものでも嬉しいという男性もいます。
「女性が意中の男性にチョコレートを渡して告白する日」というのが日本における本来のバレンタインデー。
この日ばかりはイベント嫌いの男性も1日中そわそわしてしまうんだとか。女性から本命チョコをもらって告白される… そんなシチュエーションは男性のちょっとした憧れでもあります。
本命チョコを渡す相手がひとつ上でお伝えしたような「難しい距離にいる男性」でないかぎり、純粋に喜んでくれる男性は案外多いはず。
もし彼が気持ちに答えてくれなかったとしても、喜んでもらえるなら後悔は少なくて済むかもしれませんね。
ただし、「誰からでも嬉しい」という男性のなかには「ただいろんな女性にモテたいだけ」という八方美人もいます。
女性の好意が分かったとたんに思わせぶりな態度をとる男性には注意をしてくださいね。
本命チョコを渡すときは男性との距離感をしっかり見極めることが大切です。
自分が相手の男性にとってどのくらいの距離にいるかによって、本命チョコが彼に与える印象は異なってきます。
チョコレートを渡すときに告白までするのか、まわりの男性への義理チョコとすこし差をつけて本命だとにおわす程度にとどめるのか…。
彼との進展度合いを踏まえながら、彼にとって「ちょうどいい」本命チョコを贈るのが成功の秘訣です。
チョコには手書きのメッセージを添えて
気になる男性への本命チョコやお世話になった人への義理チョコは、ぜひ手書きのメッセージカードを添えて贈りましょう。
なかにはチョコレートのほかにネクタイやハンカチなど別のプレゼントを用意しようと考えている女性もいることでしょう。
ですが、男性目線に立ってみると、バレンタインデーのチョコレートと一緒にもらうなら「メッセージカード」がなによりも嬉しいのだそうです。
女性からすれば意外なことかもしれませんね。
女性は男性からプレゼントをもらうことで愛情を感じることができますが、男性が女性からもらって嬉しいのは「物」ではなく「尊敬」や「感謝」の気持ちなのです。
なぜなら、男性は基本的に女性から「認められること」、「頼りにされること」に喜びを感じる生き物だから。
まわりの人が見ていないようなところを褒めてくれたり、頼みごとをされたあとに笑顔で「ありがとう」と伝えてくれる女性には、男性もつい気持ちが動いてしまうといいます。
特別な男性にチョコレートを渡すなら、この機会に普段は気恥ずかしくて伝えられない「感謝」や「尊敬」の気持ちをメッセージカードに託してみてはいかがでしょうか。
チョコに添えるメッセージカードには告白よりも「尊敬」と「感謝」の言葉を選びましょう。
男性の本音を理解して素敵なバレンタインデーを
女性が男性へ気持ちを伝える1年に1度のバレンタインデー。
本命チョコに思いを託すにしても義理チョコで感謝を伝えるにしても、せっかくなら思い出に残る1日にしたいですよね。
「彼に気持ちを伝えたいから高級チョコを渡そう!」
「しょうがないから同僚の男子にはチロルチョコを…。」
バレンタインデーにはチョコレートを贈る女性のほうが優位に立つことが多いのは仕方のないことかもしれません。
ですが、いつもおいてけぼりになっている男性の気持ちもたまには汲み取ってあげましょう。
男性の本音を理解して素敵なバレンタインデーを過ごしてくださいね。