大好きな人から振られてしまう、そんな失恋をしてしまったら、男女問わずショックなのには変わりありません。
でも、失恋から立ち直るまでの期間って、男性と女性どちらが早いのでしょう。
失恋のショック、男性と女性どちらの方がその思いをより引きずる期間が長いでしょうか?
男性と女性の思考の違いを踏まえてご説明します。
男性と女性の違い
私たちの性は男性・女性と性別が別れていますが、実は男性にも女性にもそれぞれ性格の内面で「男性性側面・女性性側面」というものがあります。
男女問わず誰にも男性性と女性性が備わっており、その人の性格はどちらの側面が多く現れているかによっても変わっていきます。
例えば、女性性側面の強い人は、人に対して配慮ができ、男性性側面の強い人は、リーダーシップ気質があり、人をまとめて導いていける資質があります。
男性性側面・女性性側面のどちらもバランスが取れていることが理想なのですが、やはり人の性格がそれぞれ違うように、男性性側面と女性性側面の比率も人それぞれです。
男性には、やはり男性性側面が強く現れている人が多いです。
特に日本人男性は「男は人前で泣くべきではない」「男は強くあれ」という民族的思考も加わっているので、男は性格が男らしくなければならないと信じて育っています。
もちろん、女性性側面が強く現れている男性もいます。
このタイプの人は中性的な男性が多く、配慮も出来る上に、もともと備わった男性性の行動力もあり、比較的バランスが取れた性格に見られます。
男性性側面が強く現れている男性は、常にプレッシャーと戦っているため、プライドも高くなっていくのです。
女性でも、男性性側面が強く現れている女性は、男性気質の女性になってしまうので、常にプレッシャーと戦うプライドの高い女性に見られるため、男性からは敬遠されてしまうタイプです。
男性は強がりで孤独
長年男性は、とにかく強くなければならず、だれかに相談することや弱音を吐くことが許されなかったため、長い期間1人で悩みを抱え込んでしまう傾向があるのです。
男性にとって弱いことは否定されることに等しいので、本当は心に泣きたい気持ちが湧き上がってきても、表面では強がったり、虚勢を張ってみたりしているのです。
「女々しい」という言葉は男性にしか使われないように、男性は「女々しい」と言われたくない一心で常にプライドと戦っています。
反面、女性は「優しい・女性らしさ」という特徴から、悩んでいる人を助けますし、自分の悩みも友人へ吐き出しやすいです。
女性は、悩みを持ち続けず小出しに吐き出していくことが出来るので、自分の中の溜め込んだモヤモヤも発散しやすいです。
そのため、立ち直っていくのにもさほど時間はかかりません。
失恋や恋人同士の別れについて、同じ出来事でも男性と女性の視点が違えば、受け止め方は全く対照的です。
女性の方がストレスを長い期間溜め込まないのは、男性とは受け止め方と心のあり方が違うからです。
思い出の捉え方も男女それぞれ
恋人と過ごした期間の思い出の捉え方も、男女で違いがあります。
好きな人がいる暮らしや恋人同士の間は、恋人と過ごす時間が主軸になりますが、別れてしまうと個人の時間軸に戻ります。
女性は、気持ちを切り替えるために、好きな人のことを忘れようと、思い出を整理したり、彼の他に夢中になれる対象を探したり、自分磨きに熱中したりと、アクティブな行動に出ます。
しかし、男性は昔の彼女との思い出を美化する傾向があり、いつまでも思い出に浸っていられるのです。
男性は、長い人では失恋のショックを1年以上引きずることが出来ると言われていますので、その期間中、思い出は美化され続けていきます。
男女の失恋後の気持ち
失恋してしまった時、女性はショックを受けて少しの期間落ち込みますが、「あいつを見返してやるんだから!」という自分の意思が戻ってくると、自分磨きをどんどん始めます。
そのことでモチベーションが上がりますので、失恋のショックからの立ち直りも早く、引きずる期間は短くてすみます。
男性は、失恋は自己否定と捉えてしまうために、自己評価が下がってしまいます。
そのため、他人からの評価が気になってしまい、失恋の事実を見ないようにそっと蓋をしてしまうのです。
しかし、これでは本当に立ち直ることは難しくなってしまうので、結局は長く失恋を引きずることになります。
また、自分で自分をマイナスイメージに見てしまうので、さらに見栄や虚勢を張らなければならなくなってきて、プライドの壁がどんどん高くなっていくのです。
癒えない傷はありません
どんなに辛い失恋をしても時間が経てばお腹が空くように、とてもショックな失恋で傷ついても、癒えない傷はありません。
立ち直りまでの期間はもちろん個人差がありますが、どちらかと言えば女性より男性の方がショックを引きずる期間も長めです。
男性はなるべくショックを溜め込まないように、意識的に気分転換をすることが大切です。
また女性でも、悲しいことをつい我慢してしまう傾向の人は、できるだけ自分の気持ちを抑圧せずに解放して、1人で悩まないようにしましょう。
「まだまだ体験していない楽しいことを、これからやっていくぞ!」という気持ちになってきたら、失恋のショックから立ち直るまであとちょっとです。
新しい恋に向かうためにも、前を向いていきましょう。
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