失恋した後、女性に襲い掛かる「燃え尽き症候群」とは?

にょこ
ライター: にょこ
失恋・復縁
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女性は失恋後に、急に全てのやる気が出なくなり、何もかもがどうでもよく感じられることがあります。

プチ鬱とも似ていますが、これは「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」と呼ばれる症状です。

そんな燃え尽き症候群とは、具体的にどのような症状なのでしょうか。

失恋した女性に襲いかかる燃え尽き症候群について、その裏付けを詳しく見ていきましょう。

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燃え尽き症候群とは?

精神心理学者ハーバート・フロイデンバーガーが定義した「燃え尽き症候群」とは、ある一定の生き方や興味を持った事柄について

誠実に努力をしてエネルギーを注ぎ続けた人が、自分の望んでいたことと違う結果を受け取ったときに、半端ではない疲労感や欲求不満を感じてしまうことです。

燃え尽き症候群の例

ここでは、一般的に言われている「燃え尽き症候群」の例を挙げてみます。

〔ケース1〕

自分の能力以上の仕事が与えられてストレスになり、かなり追い詰められた状況で仕事をしている。

ものすごく無理をしながらも仕事を成功させ、達成感は味わったが、体は疲労困憊してしまっている。

その後、全てのやる気もなくなってしまい燃え尽き症候群になってしまう。

〔ケース2〕

両親の介護を一生懸命している。

両親から横柄な態度を取られて、気持ちが参ってしまっても、懸命に介護をする。

10年ほど介護が続いたのちに両親が亡くなり、介護からは解放されるけれども、自分の介護に捧げた年数と自分の老化度を振り返った時、とてつもなく虚しい気持ちになり、燃え尽きてしまう。

このように、何かにひたむきな姿勢で取り組んで来たのに、自分の納得するゴールが得られなかった時に「燃え尽き(バーンアウト)」の症状が出てしまうのです。

真面目な人や、いわゆる世の中から「いい子」と呼ばれて来た人に多く現れると言われています。

「恋愛」の燃え尽き症候群とは?

誰かを好きになった時は、脳からたくさんのアドレナリンやセロトニンという神経伝達物質が発せられて、活力もパワーも湧き上がり、自分の中の気持ちもどんどん盛り上がっていきます。

恋愛が成就すれば至福感と大きな達成感が味わえますし、そこから念願の二人の世界が開かれていくので、それまでの人間関係が大きく変わってしまうのです。

恋愛をしている時の脳は、ある意味ずっとハイテンションです。

人の気持ちはずっとローテンションで気が重くなる、ということはわかっていますが、ずっとハイテンションでもだんだん疲れてしてしまい、気が重くなります

一つの恋が終わるといわゆる燃え尽きてバーンアウトしてしまい、その恋に全力を捧げて来た側は、そこから先どう過ごしていきていけば良いのか、歩むべき道がわからなくなります。

無意識の抑圧・我慢傾向が燃え尽き症候群を呼ぶことに…

恋愛中は彼氏と過ごす時間が長くなり、時間を共有することになります。

「彼氏に嫌われないようにという心理がある人」は、自分の軸がないまま、彼氏にずっと合わせて行動してきたと思います。

自分の意思を抑圧させ、彼氏に自分の心を捧げて行くので、彼が居なくなると、その後どこに焦点を合わせて生きていけば良いのかがわからなくなります。

他人に合わせて生きることで、自分の存在も認められたような気持ちになっていると、その人から離れた時に、自分の存在価値が無くなったような気持ちになるのです。

同時に、物凄く大きな孤独感も味わいます。

そのため、全てのやる気がなくなってしまうのです。

燃え尽きてしまうバーンアウトの症状になってしまうと、日常的にしていた動作までもが無意味に感じられてしまい

顔を洗う・メイクをすることに意味があるのか
生きていても意味があるのか

と、どんどん深い闇に入って行く可能性があります。

生きることにエネルギーを注げなくなってしまうために、引きこもりになったり、身なりに気を使わなくなったり

そして、自己評価が著しく下げてしまうのです。

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自分に愛のエネルギーを注ぎましょう

世の中には究極、良い出来事と悪い出来事はありません。

失恋もただの現象です。

失恋とは、恋人同士の場合は、「価値観が違いや見解の相違の結果」に来たお別れです。

無理して、一緒に居続けることが正しいことではありません。

自己評価が低い人は、失恋の受け止め方が違います。

振られた方が負けで、振った方が勝ち」という概念がどこかにあるのでしたら、それは違います。

彼氏と別れたことは悲しいですが、メリットもあるのです。

それは…

「もう他人に合わせて行動しなくても良い」ということ。

自分の要求を抑えてまで彼氏を優先しなくていい、自分に自由が戻ってくるということは、今まで依存してきた人には不安ですが、本当は素晴らしい人生の再スタートをきれるきっかけなのです。

自分のために24時間使うことができるようになるのですから、頑張って失恋から気持ちを切り替えるようにしていきましょう。

これまで彼氏に合わせることに全エネルギーを注いで来た人が、そのエネルギーを全て自分に注ぎ始めると、それはそれは大きな変化が起こり始めます。

自分を育てるために愛のエネルギーを向けることは、自分の心の成長やたくさんの喜びを感じられる人生になります。

自分で感じられる「真の達成感」を味わう人生へシフトしていきましょう。

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