同棲をするなら明確なルールを決めておかねば、2人の関係はマンネリ化してしまいます。
好きだから一緒に暮らし始めたのに、同棲ルールがないと、何となく面倒な関係になってしまう可能性があります。
今日はそんな同棲ルールについて説明していきます。
明確に2人のお金を分けておく
楽しいデートの後、別々の家に帰るのが寂しくて「好きな人とずっと一緒に居たい」と思う気持ちが強くなった時に、同棲を始めるカップルは多いです。
同棲は、大好きな人とずっと一緒にいる事が出来るのが嬉しいメリット。
でも、同棲は結婚とは違いデメリットも大きいのです。
一緒に住み始めると常に2人で過ごす事ができるので、デート代がかからなくなり、お金が貯まりやすくなるというメリットがあります。
ただし、生活習慣の違う2人が一緒になれば、金銭感覚も大きく違います。
結婚していないのに、どちらかが全てのお金を管理するのはトラブルの元になります。
お金は管理する方も預ける方も不満が溜まりやすいものです。
同棲の間は、彼と彼女それぞれのお金は別々に管理して、それぞれが2人で使う生活費などのお金の額を出し合うようにしましょう。
どちらかに金銭的負担がかかってしまうのも、不満が溜まりやがて爆発してしまう原因になります。
お金のことでケンカをするとお互い疲れてしまいますし、できればお金のことでは揉めたくありません。
最初にお金についてのルールは明確にしておきましょう。
パートナーの予定をお互い確認しておく
一緒に住んでいるのだから、お互いの予定はざっくりでも把握しておくのは大切なことです。
帰りが遅くなる時は連絡をする、食事の有無を把握するなど、お互いの配慮のためにもスケジュールは把握できておいたほうがメリットは大きいです。
また、外泊なども時にはあるかもしれませんが、心配から喧嘩になってしまう可能性もあります。
2人でスケジュールを書いておけるカレンダーがあると、言い忘れがあっても安心ですし、カレンダーに思いついた時に記入する事ができるので便利です。
スマホのアプリでカレンダーを共有しておくのもいいでしょう。
生活リズムについても把握しておく
スケジュールとともに、パートナーの生活リズムについても把握しておくことは大切です。
例えばパートナーが交代制の勤務だったり、シフトがバラバラの仕事をしていたりする場合、起床時間も睡眠時間も日によって違う場合があります。
全ての時間をお互いで擦り合わせようとすると無理が生じてしまうので、お互いの生活リズムを尊重しながら、2人のタイミングが合う時間を大切に過ごすという工夫も大切です。
家事は分担する
同棲は生活そのものを共有することになりますので、家事分担も大切なルールです。
同棲中の家事はどちらか一方に負担がかからないようにしましょう。
ざっくりと分担を決めておくことも大切です。
体調や時間に余裕がある方がサポートをする流れが出来てしまうと、家事の不満がたまりにくくなります。
家事を一方に頼りすぎるのはNGです。
彼とあなたが住む家の家事なので、あなただけではなく2人のことです。
お互いで助け合いながら家のことを回していきましょう。
プライベートのルール
恋人同士で同棲しているとはいえ、プラーベートの部分は必要です。
同棲しているからと行って、なんでもオープンにしなければならないことはなく、秘密の部分があっても良いのです。
女性は特に、好きな人のことをなんでも知りたがる傾向があります。
同棲したら肉体的な距離は近くなるのに、かえって嫉妬深くなってしまうというのも女性にありがちなパターンです。
無断でスマホの着信履歴をチェックするのは、たとえパートナーでも明らかにプライバシーの侵害であり、傷つけてしまう行為です。
また、あなた自身の信用もなくなります。
同棲していても結婚していても、相手のことを根掘り葉掘り探ろうとするのは絶対NGです。
プライバシーの侵害は、一緒に過ごす上でマナー違反です。
一人一人、みんな違う世界観があり大切にしているものも違います。
だからこそパートナーでも、プライバシーに土足で踏み込むようなことをするのはやめましょう。
同棲ルールについてのまとめ
好きな人と同棲するということは、メリットだけではなくデメリットも多くあります。
同棲ルールの鉄則5か条
- お金を分ける
- お互いの予定をざっくり把握
- 生活リズムの把握
- 家事は分担
- プライバシーの尊重
特にプライバシーの尊重の部分は、同棲を長続きさせる秘訣でもあります。
誰にでも知られたくない部分はあるものです。
2人で一緒に住むのならば、相手のプライベート領域を侵さないように気をつけておいたほうが良いでしょう。
2人で安心して過ごすためにも、同棲ルールはきちんと守っていきましょう。