皆様、サークルクラッシャー、略して「サークラ女」をご存知でしょうか?
サークルや、コミュニティをいとも簡単に壊し、乱していくカオス女性…これがサークラ女です。
今回は、そんなサークラ女のすべてに迫っていきます。
彼女たちが巻き起こす本当の恐怖と、サークラ女に出会った時の対処法など詳しく紹介していきます。
これからサークル活動をしようと思っている方や、コミュニティ内のトラブルを避けたい方には是非とも読んでいただきたいです。
まずサークラとは何か
まず初めに“サークラ”が何か解らない方の為に、説明をしていきましょう。
“サークラ”とは【サークルクラッシャー】の略で、その名の通り、サークルなどの小さなコミュニティを木端微塵に破壊していってしまう人のことです。
ただ厳密には“破壊”というよりは、“乱す”という表現の方が近いような気がします。
手当たり次第にサークル内の男性を片っ端から、恋に落としては弄び、恋愛トラブルでコミュニティ内をかき乱していく女性、あなたの周りにも存在していませんでしたか?
まさに、それが「サークラ女」です。
※別名「クラッシャー系」「クイーン」「サークル壊し系」「姫」などと呼ばれる事もあるそうです。
このようなサークラ女は、積極的にサークルやコミュニティに侵入し、色恋沙汰を各所で発生させてはサークル全体の輪を、地道に、そして着実に、崩壊させていきます。
即ちサークル内の人間関係を乱していく事を快楽とする、究極の厄介女のことなのです。
最近になって、このサークルクラッシャーという言葉がSNSや、ネット上で話題になり、「サークラ女」という言葉がじわじわと世間に浸透してきました。
テレビや、雑誌などでも度々紹介されるようになってきたので、気になっていた方も多いのではないでしょうか。
という事で、今回は、
見くびっていたら危なすぎる!サークルクラッシャーについて詳しく説明していきますよ。
サークラ女が発生しやすい環境
サークルクラッシャーが出没する環境には、決まった共通点があります。
ずばり、それは【男性が多いサークル&コミュニティ】です。
男性の割合が多いサークルであればあるだけ、同時にサークラ女の発生率も上がっていきます。
なぜなら、基本的に沢山の男性から“チヤホヤ”される環境でないと意味がないからです。
そして、ターゲットが複数人いなければ、充分に楽しめないからです。
つまり、自分中心な快感や快楽の為だけに、エゴスティックなクラッシュ劇を繰り広げていきますので、自覚症状が無い悪質すぎるサークラ女も存在しているという事でもあるのです。
あくまでも本人たちは、サークル内をかき乱していくのをメインにしているというよりは、自分が優位な立場で挑めるかどうかを重視していきます。
ですから、女性のライバルは少ない方が好都合ですし、男性ばかりの環境に置いて女性がいかに特別扱いされる存在なのかを充分に理解しているという訳です。
男性割合が高い場所にこそ、サークラ女は息を潜め潜伏しているのだと知っておいてください。
【要注意】10個のサークラ女の特徴
では、ここからは注意が必要なサークラ女の特徴をご紹介していきます。
サークラ女は、サークルだけに限らず、様々なコミュニティで発生する恐れがあります。
ですから、地道に築き上げてきた人間関係を壊されてしまう前に、サークルクラッシャーがどのような女性なのかしっかり理解し、対策を練っておく必要があります。
①甘え上手
サークラ女は、基本的に男性に甘えるのがかなり上手いです。
上目遣い、甘え口調で「おねが~い♡」と要求するタイミングだって完璧におさえています。
そのような小悪魔的甘え上手な部分に翻弄され、男性は思わず「仕方ないなぁ」と、彼女たちに振り回されてしまうのです。
それにサークラ女は、男性達に「自分にだけ甘えてきてくれている」と思わせるテクニックだってハイレベルです。
このような積み重ねが、男性を“好き”だと思わせてしまっているきっかけになっているのでしょう。
②決して美人とは言えない系
“数多くの男性を手玉に取れる程にモテる女”というイメージから、
「さぞかし絶世の美女なのだろう」という連想をするかと思いますが、決してそうでも無いのが現実です。
サークラ女の見た目は、清純そうで大人しめの可愛らしいタイプが多く、容姿だけではピンと来ないようなタイプである場合が非常に多いです。
見た目というより、雰囲気が可愛い女性を想像して頂くとわかりやすいかと思います。
男性心理的に、あまりに外見が美しすぎると「遊ばれているのかな?」「何か裏があるのでは無いか」と、疑い深くなってしまう一方、
美人では無いけれど、親しみやすいレベルの容姿の女性に対しては、まんまとハマっていってしまう傾向があります。
大人しい見た目の印象から「何だか気張らなくて良いし、安心できる。信じられそう。」という感情が芽生え、疑う事なくのめり込んでいってしまうのです。
③チヤホヤされたがっている
サークラ女の最大の特徴が、チヤホヤされたい欲が異常にあるという所です。
誰かに褒められる事や、誰かから認められる事は、誰でも嬉しい事なのですが、サークラ女はこの願望が必要以上にあります。
何故なら、男性からチヤホヤされる事で自分の存在価値や、自分自身の自信を付けているからです。
その為、これでもかっていうくらいの“チヤホヤしてくださいアピール”をあざとい言動や、行動と共に繰り広げていきます。
それも恥ずかし気も無く、堂々とです。
周りにいる者は、この姿を見て「痛い」と感じるかもしれませんが、ターゲットにされている男性は、不思議と「可愛い」と思わせられてしまうのです。
このように「そんなアホな…」と疑ってしまうよな事でも、まんまとクリアしていくサークラ女は、男を落とすテクニシャンだと言っても過言では無いのかもしれませんね。
④感情の浮き沈みが激しい
基本的にサークラ女は自己中心的なタイプが多い事から、感情の起伏がとても激しいです。
さっきまで笑っていたかと思えば、急に自分の思い通りにいかない事にヒステリックになったり、突然泣き出したり、独りでに焦りだしたりして、周りを困らせます。
このように感情の浮き沈みが目に見えて解りやすいので、周りからは「メンヘラ女」や「かまってちゃん」と、呼ばれている事もあります。
⑤意外とプライドが高い
自分がチヤホヤされている状況に満たされている事が当たり前になっているので、その分プライドが高いです。
別の女性が「可愛い」と言われている状況では、わかりやすくムスっとした表情をしたりします。
「自分はモテている」「自分は可愛い」「自分は人気がある」という状況になって始めて、サークラ女は満足する為、それがプライドになってしまっているのです。
⑥とにかくあざとい
サークラ女は、男性からチヤホヤされたいが為に、話し口調、仕草、反応、返答など、すべての動作を余すことなく、あざとく完璧にこなしていきます。
それは女性から見ると、「わざとらしい…」と感じるかもしれませんが、サークラ女たちにそんな事はお構いなしです。
何故ならば、男性目線で「かわいい」と思わせる自分で居続ける事こそが、彼女たちの任務であり、存在理由になっているからです。
⑦承認欲求が溢れ出ている
もちろんサークラ女は、「認められたい」「褒められたい」などの承認欲求はかなり強めです。
言い方を変えれば、「わがまま」で「自己中心的」なのが特徴です。
話題の中心が自分ではないと満足できなく、別の話題だったとしても自分の話にサラッとすり替えたりします。
他人発信の話題であっても、あたかも自分の話題のよう話し出す姿は周りにいる者にとっては、かなり鼻につくはずです。
SNSの使い方ひとつにしても、自分の顔写真や、毎日の服装の写真、風邪を引いた時には体温計の写真をアップしたり、「心配して欲しい」「構ってほしい」オーラプンプンの内容の投稿し続けるます。
それにたちが悪いのが、承認欲求を満たしてもらおうとするターゲットがすべて男性である事です。
例えば、太ももの絶対領域の写真や、パジャマ姿、上目遣い、萌え袖、谷間の写真など、男性が思わず食いついてしまうようなポイントを満遍なく突いていきます。
男をその気にさせるプロ、本当抜け目ないです・・・。
⑧ザ・ぶりっ子
とにかくサークラ女は、ぶりっ子中のぶりっ子であると言えます。
道端に咲いている小さな花にも「可愛い~」と言ったりします。
彼女たちは「可愛い~」と言っている“自分が可愛い”で満たされているので、周りから「可愛い」と思わせる事であるならすべて行動に移していきます。
服装もピンクが多めだったり、レースがついていたり、ひらひらだったり、姫系ファッションを好む傾向もあります。
ただ、一概に姫ファッション=サークルクラッシャーという訳でも無く、カジュアルなサークラ女だって存在します。
サークルの飲み会だけ胸元を強調したコーディネートをしてくる女がいたら、そいつはサークラ女かもしれないので要注意です。
⑨罪悪感が皆無
「罪悪感ってなに?おいしいの?」と言わんばかりにサークラ女の罪悪感は皆無であるケースが非常に多いです。
そもそもサークラ女たちに罪悪感が存在しているのならば、一度に複数人の男性をたぶらかして欲求を満たしたりはしないはずですし、できないはずです。
周りを振り回している。という自覚が薄いので、反省する事もほとんどありません。
悲しそうにしている男性を見ても、自分のせいで壊れていく人間関係を目の当たりにしても、 いついかなる場合でも“自分が一番”で、自分の事しか考えられないのです。
⑩ボディタッチや、思わせぶりな態度が多い
サークラ女が男性をその気にさせる時によく使う技法は、「ボディタッチ」です。
男性は、女性に身体を触れられる事に、かなり弱いです。
ボディタッチをされると「その瞬間から意識をしてしまう」と答える男性がほとんどで、その事をサークラ女は重々理解しています。
それに、思わせぶりな言動や態度を、相手が男性であれば誰にでもしていきます。
「〇〇くんが一番好きかもしれない」
「〇〇くんが一番優しいし、一番かっこいい」
などのセリフを何のためらいも無く口にしていくので、褒められる事に弱い男性はまんまと心を奪われてしまうのです。
メンヘラ女と何が違うの?
サークラ女の特徴を10個ご紹介していきましたが、ここまでで少し疑問に思った事があるのではないでしょうか。
「メンヘラ女じゃないの?」
それもそのはずです。メンヘラ女とサークラ女はとても共通点が多いです。
承認欲求が強いだとか、感情の起伏が激しいだとか、いくつも一致する箇所が多いので同じだと感じた方も多いはずです。
しかし、メンヘラ女とサークラ女には決定的な違いがあります。
サークラ女は、「男性から嫌われる&引かれるであろうこと」は一切しません。
メンヘラ女のように、「構って構って!」と何度もLINEを連投する事もないですし、ドストレートに感情をぶつける事はしません。
サークラ女が唯一恐れているのは、“男性からモテないこと”です。
でも確かに、どちらも自分の欲望のまま動いているのには変わりはありませんが、男性に呆れられてしまうような事は絶対にしないのがサークラ女特有の特徴です。
この違いさえ解っていれば、サークラ女とメンヘラ女の区別は簡単にできると思います。
怖すぎる…サークラ事件簿
サークラ女の怖さが、まだあまり伝わっていないかと思いますので、ここでサークラ女が巻き起こしたトラブル&事件をご紹介していきたいと思います。
サークラ女が近くにいるだけで、こんな恐怖が潜んでいるのです・・・・。
「こんなに好きにさせたくせに・・・」
新しくサークルに入ってきた人見知りそうな、割とおとなしめの女子。
その女に、あきらか好意があるような態度をされた男性は、勇気を振り絞ってデートに誘った。
デート中も彼女からのボディタッチは多めで、デートの回数を重ねるごとにだんだん男性も「彼女が好きだ」と自覚をするようになっていった。
そして、何度目かのある日のデートで「付き合ってください」と、告白をした。
しかし、まさか彼女の返事は「ごめんなさい」
何故かと聞いてみると「友達としてしか見れない」だった。
あきらかに思わせぶりな態度をしていたはずなのに、“男性として見れない”と断られた事に酷くショックを受けた男性は、日が経つごとに「許せない!」という想いに駆られるようになっていった。
しびれを切らした男性は、サークル内の友人に彼女の事をすべて打ち上げてみると、まさかの返答が返ってくる。
「俺も同じだよ。しかもB男も、C男もらしいぜ」
男性は、その時始めて彼女の正体を知ることになった。そう、彼女はサークルクラッシャーだった。
彼女はサークル内すべての男性に、同じように思わせぶりな態度を取っては、告白をさせて、振っていたのだ。
その後は、彼女のそういった態度が原因で、男性同士で殴り合いになり、サークルに一切顔を出さなくなった人もいた。
どんどんサークル内の空気は最悪になっていった。
そして、ひとしきりサークルをめちゃくちゃにした後、彼女もサークルには全く来なくなった。
「あんなに楽しかった場所が」
唯一、ストレスの発散場所になっていたサークル活動。
サークル内の雰囲気はとても良くて、楽しい毎日だった。メンバーも皆仲が良かった。
男女比は女性メンバーが2人、男性メンバーが10人と、圧倒的に男性の多いサークルだったけれど、メンバー1人1人が異性に対して友達としてのコミュニケーションを心掛けていたので、良好な関係が保たれていた。
そんなある日、新しく女の子が1人、サークルに加入した。
彼女が入ってからというものの、日が経つごとに男性達の距離感に違和感を感じるようになった。
10人だったはずの男性メンバーは、9人、7人と減っていき、前までの楽しい雰囲気は一切無くなってしまっていた。
その様子に疑問を抱き、サークルのリーダー的男性に相談をしてみた。
「新しく入ってきたA子ちゃんさ、D男とE男とF男といい感じになってたんだって。しかもそれが全員同時進行だったから、“サークルに人達には内緒ね。”ってA子ちゃんがあいつらに内緒にさせてたらしい。」
「そしてこないだ、E男が思わず口をすべらせてしまった事が原因で、3人が喧嘩になったんだよ」
その瞬間に、新人の彼女がサークラ女だったのだと理解する事になった。
その一件以来、以前のような楽しくて、良い雰囲気のサークルには一生戻る事は無かった。
サークル活動は徐々に減っていき、いつの間にか誰とも連絡を取らなくなっていった。
あんな良い人間関係が保たれていたはずの楽しかった場所でも、サークラ女の手にかかると、いとも簡単に壊されてしまうのだと思い知らされる事件だった。
【必見】サークラ女に出会った時の対処法
サークラ女が招いた事件やトラブルの内容を理解した所で、次は、「サークラ女に出会った時にどうすればいいのか」を見ていきましょう。
サークラ女にトラブルを起こさせない為に、注意すべきポイントをおさえていきましょう。
【男性向け】
- 信頼関係が築けるまで“男女の関係”はNG
- いつも警戒心を忘れてはならない
- サークル内で恋人を作らないルールを作る
【女性向け】
- 巻き込まれる前に避ける利口さを身に付ける
- サークラ女の悪口は、できるだけ言わない
- 惑わされるな
- トラブルが続くのなら、追い出せ
以上が、男性・女性別のサークラ女対処法です。
男性は、コミュニティの中での恋愛をする時に、絶対に警戒心を忘れてはいけません。
「もしもこれをしてしまったらサークルはどうなるのか」と、しっかり先の事を考えた行動を心掛けていくべきです。
それが大切な仲間とのコミュニティなのであれば尚更です。
いくら思わせぶりな態度を取られたとしても、“守るべきものは何なのか”を忘れない事が大切です。
そして女性は、サークラ女とはどういう女性なのかをしっかりと認識しておく事です。
女性が女性に惑わされてしまうと、余計にサークル内がぐちゃぐちゃになってしまう可能性もあるので、サークラ女が現れた時は、怒りを露にしたり、悪口を誰かに言ったりするのだけはできるだけ避けましょう。
それでもトラブルが続くのならば、冷静にサークラ女をコミュニティから追い出してしまうのが賢明です。
ただ、サークラ女だと判明する時は、すでに荒らされた後。というパターンが非常に多いので、女性としての目を凝らし「こいつはサークラ女か」を早い段階で見極めれるようになると、トラブルは確実に避けていけるでしょう。
【番外編】サークラ女だと勘違いされないために
逆にあなたが「サークラ女」になってしまう可能性も無きにしも非ず。
ですから、あなたが男性の多いコミュニティに入り込む時には注意が必要です。
サークラ女と勘違いされないように、そして、サークラ女になってしまわない為の心構えをしっかりとおさえてサークル活動に取り組んでいきましょう。
コミュニティにおける心構え
- 同じコミュニティで複数人と関係を持たない
- 男性の目だけでなく、女性の目を気にせよ
- サークルでは趣味をするか、恋愛をするかハッキリする
- たとえ、モテても調子に乗らない
サークラにならない為の対策
- 露出度の高い服装はできるだけ避ける
- 「恋愛する気ない」オーラを出して予防線を
- ボディタッチなど、男性との距離感を気をつける
- できるだけ男性と2人きりにならないようにする
- コミュニティ内での恋愛は厄介になる!と、心得ておく
サークラ女にクラッシュされてたまるか!
いかがでしたでしょうか。
サークラ女がとても厄介で、はた迷惑な最強のトラブルメーカーだという事が解っていただけたかと思います。
これから出会うサークルクラッシャーを見抜く力を身に付け、大切な人間関係を守る術を見つけていってください。
今回の記事が「クラッシュさせてたまるか!」と、サークラ女に立ち向かっていく強さと、ヒントになれば幸いです。