何を話しても理屈で返してくる男性っていますよね。
理屈っぽい性格の人は、感情を重視する女性よりも合理性を優先する男性に多いと言われています。
今回は「理屈っぽい男性」の特徴と対処法をお伝えします。
あなたの彼氏や好きな人が当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。
理屈っぽい男性の特徴
多くの女性に「この人と話しても楽しくない…」と感じさせてしまう理屈っぽい男性。
いつも理論武装をしている男性にはどんな特徴や共通点があるのでしょうか?
常に「正論」を求める
理屈っぽい男性には、どんなことでも理詰めで考える癖があります。
彼らの考え方はいつも筋が通っていて、その論理はたしかに「正しい」ことがほとんどです。
でも、人間関係にはときに「お互いの譲歩」とか「空気を読むこと」、「共感すること」といった感情的な部分が「正論」よりも重視されます。
そんなことに気付いていない理屈っぽい男性は、相手の話のちょっとしたミスや矛盾を容赦なく指摘します。
とにかく否定する
理屈っぽい男性は「でも…」という言葉が大好きです。
相手の話が間違っていると感じたときに否定してくるだけでなく、雑談や正しい意見に対しても「でも、こっちのほうがいいよね」とさらに自分の正しさをアピールします。
まさに「ああ言えばこう言う」状態になるのが理屈っぽい男性との会話の特徴です。
冗談が通じない
理屈っぽい男性には冗談が通じません。
話の筋が通っていることのみを重視するため言葉の裏に隠れた真意を汲み取ることができず、冗談を真に受けてしまうのです。
うまい冗談を飛ばせる人、理解ができる人というのは決まってユーモアのセンスを持ち合わせています。
センスというのはつまり感性のこと。
理屈や論理とは正反対のところにある概念なのです。
女性の話をまとめようとする
相手の女性がまだ話している最中なのに、「それってこういうことだよね」と口をはさんで話の主旨をまとめようとするのも理屈っぽい男性の特徴です。
他人が何を言いたいのか論理的に推測することができるため、他人が言いたいことを先回りして理解してしまうのです。
おしゃべり好きの女性からすれば「つまらない男」といったところでしょうか。
会話のキャッチボールができない
理屈っぽい男性は、会話のキャッチボールができません。
雑談にも理由や根拠を求めるため心地よい会話にならないのです。
自分の主張を通すことを重要視しているので、相手の話を最後まで聞かず、会話の最中に思いやりの気持ちを持つこともないでしょう。
頭は切れても「コミュニケーションとは何か」を理解していないのです。
理屈っぽい男性の隠れた心理
では、いったいなぜ理屈っぽくなってしまうのでしょうか。
理屈っぽくなってしまうのにはいくつか理由があります。
理屈っぽい男性の隠れた心理をご紹介します。
プライドが高い
理屈っぽい男性のなかにはプライドが高い人がとても多いです。
プライドが高い人というのは実はとても繊細で、すぐに傷ついてしまうのです。
そのため、自分のことを貶されたり、ばかにされることを何よりも怖れています。
どんなことを言われても「正しさ」で勝負ができるように理論武装を固めているというわけです。
自分が正しいと思っている
話の筋を通すことが得意な理屈っぽい男性は、自分の意見がいつも正しいと思っています。
実際に話の論理だけを見れば本当に正しいことが多いでしょう。
でも、ひとつの意見に筋が通っているかということと、その意見自体が正しいか間違っているかでは、判断の基準が違います。
何が正しくて間違っているかなんて、時代や状況・人によってそれぞれなのに、論理が正しければ何でも正しいと考えるのでしょう。
完璧主義
完璧主義の男性にも理屈っぽい人が多いです。
完璧主義の人はどんなことにも完全性を求めます。
たとえ何気ない会話だったとしても、少しの矛盾や間違いに気づいてしまうとその点ばかりが気になります。
そうして話の腰を折ってしまうのです。
また、物事の判断基準が常に0か10のため、自分が参加している議論や会話に一度でも納得できないところがあると、すぐに機嫌が悪くなったり会話を続けること自体を止めてしまいます。
女性慣れしていない
感情よりも合理性を重視する男性のなかに多い、理屈っぽい人。
少しでも恋愛経験のある男性であれば、女性が話の論理性よりも共感や心地よさを重視する生き物であることを知っています。
つまり、女性の前でも理屈っぽくなる男性には「女性慣れしていない」人が多いのです。
女心を分かっていないため、モテることもやっぱりありません。
自分に自信がない
理屈っぽい男性はいかにも自信ありげに話を展開するため、自信家だと思われることが多いでしょう。
でも、彼らの理屈っぽさの裏には、実は自信のなさが隠れているのです。
自分に自信がある人は、自分の意見や主張にミスや矛盾があることを指摘されても、謙虚に応じることができます。
一方、自信のない人が自分の主張を指摘されると、まるで人格を否定されたかのような気分になるのです。
理屈っぽい人がいつも正論を掲げているのは、否定をされて傷つくことを避けるためでもあるのです。
理屈っぽい男性の対処法は?
理屈っぽい人と会話をしていると疲れてしまいますよね。
もし、身近に理屈っぽ男性がいたら、どう対処すればいいのでしょうか?
関わらない
ただでさえ男女の脳には違いがあるのに、男性のなかでもさらに男性的な思考回路を持つ「理屈っぽい人」と話さなければならない状況は、多くの女性にとって苦痛となるはずです。
これは対処法といえるのかどうか分かりませんが、理屈っぽい男性とはなるべく関わらないようにするのがいちばんでしょう。
とはいえ、仕事の付き合いでどうしても関わらないといけなかったり、気になる男性とデートをしてみたら理屈っぽかった、なんてこともありますよね。
そんなときに実践してほしい対処法を2つご紹介します。
反論せずに聞き役に徹する
理屈っぽい男性の言うことは話半分に聞き流すのがいちばんです。
こちらが何を返してもああ言えばこう言うのは理屈っぽい男性の天性です。
そこに反論をすれば、さらに追い打ちをかけてくるでしょう。
そういうことじゃないのに、と返したくなる気持ちをぐっとこらえて聞き役に徹しましょう。
相手が言いたいことをひと通り言い終われば、すぐにその場を離れることができるはずです。
おだてておく
理屈っぽい男性との関係性によってはぞんざいな態度を取れないこともあると思います。
そんなときは、とにかくおだてておきましょう。
上にもお書きした通り、理屈っぽい男性はプライドが高かったり自信がないことが多いのです。
すごいですね、知らなかった!と適当にあいづちを打っていれば間違いなく機嫌を取ることができるでしょう。
また、彼らは「なんで?/どうして?」といった「根拠」を求められる質問が大好きです。
反応に困ったときに使ってみてくださいね。
理屈っぽい男性に恋をしてしまったら
理屈っぽい男性は、とにかく女性にはモテません。
でも、こんなに広い世の中ですから、なかには理屈っぽい男性を好きになる女性がいてもおかしくないですよね。
理屈っぽい男性が欠点ばかりを持っているわけではないでしょうし、論理的な思考力が役に立つ場面も多いものです。
理屈っぽい男性を好きになってしまったら、まずは相手を否定せずに話を聞いてあげましょう。
いつも女性とは話ができないのに、この子は聞いてくれる。
そんなふうに思ってもらえたら、恋が始まるのはもうすぐのはずです。