男女の関係性は複雑になりやすく、思いも寄らない面倒が振りかかるのが常です。
特に、好きでもない男から好意を持たれたときには「勘弁してよ…」と言いたくなりますね。
今回は数ある男女問題から、『デートの断り方』を取り上げます。
そばにいて欲しいと思うのは好きな人だけ。
デートしたいのは、男として魅力を感じる人だけ。
恋愛対象に入らない男から誘われたときは、今後付きまとわれないような断り方をしましょう。
男は根本的に女とは違う
一般的に、恋愛対象に絶対入らないと感じる異性が近づいてきたときの気持ちは、女性よりも男性の方が寛大です。
男性は、興味のない女性からバレンタインチョコを渡されたときやデートに誘われたとき、『俺のことを好きになってくれてありがとう』的な気分になります。
一方女性は、魅力を感じない人からの好意的な言葉やデートの誘いなどを受け入れることができません。
大人ですので、顔に嫌だという気持ちが出ないようにはしますが、頭をかけ巡る言葉はかなり厳し目ですね。
無理。あり得ない。
この差は、男と女という『性差』によるものです。
『こんな男、好きじゃない!』と感じたとき、女には即座に嫌悪感が発令されます。
万が一のことがあれば妊娠してしまうという体を持っているため、魅力のない男が近づいてくると、危険信号が点灯する本能があるのです。
この男女差は『デートを断られたとき』にも表れます。
やんわり断られたり、遠まわしな言い回し方をされても、女は敏感に『自分は脈ナシ』だと察知します。
ですが男の場合は、デートの断り方によっては『また誘えばイケそうだな』と勘違いをしてしまいます。
要するに、『異性』に対する洞察力が鋭いのが女、お気楽なのが男ということですね。
言葉の裏が読めない
男は理路整然とわかりやすい言葉を使い、ダイレクトに気持ちが伝わるやり取りを得意とします。
女のように言葉をオブラートで包んでみたり、心の奥底にある真意を隠して『言わなくてもわかってほしい』などという考えは持ちません。
ですので、デートの断り方においても男性の視点に立ち、男性が理解できる言い方や言葉を選ばなければ、誤解されてしまいます。
裏を読む女、表しか読めない男
女:彼はいつなら暇かを教えてくれなかった。私は脈ナシってことだな…。
男:忙しくないときにデートに誘えばOKってことだな。
こんな断り方は通用しない
男は言葉の意味を額面通りに受け取りますので、デートの断り方として、以下のような表現を使うのはNGです。
状況さえ変わればデートしてもらえるんだと期待させることになります。
- 最近、ちょっと忙しくて時間がない
- 体調が悪い
- 今週は他の予定が入っている
- 金欠
男に期待させない断り方のコツ
恋愛対象外だと明確に伝わるようにする
男は完全に恋愛対象外だということがわからない限り、自分はひょっとしてイケるのかなと発想する傾向があります。
ふたりで会う気はゼロ。
あんたなんて男として見てない。
そんなあなたの本心がはっきりわからなければ、相手の男は『いつなら会えるのかな~』と気楽に期待を持つことになります。
そうなれば、同じ男から何度もデートに誘われ、その度に嫌な思いをしなければなりませんので、興味のない男からデートに誘われたときは、『嫌だ』という真意が伝わる断り方をする必要があります。
自分には心に決めた人がいることを伝えれば、他の男とのデートなんて考える余地がないという意志が伝わります。
恋愛対象が他にいることを伝える
- 私には彼氏がいるから、他の人とデートなんて考えられない。
- 彼氏を怒らせたくないから、デートをする気にはなれない。
彼氏がいなくても彼氏がいることにして断るというのは、女性の常套手段の一つです。
なお、彼氏が怖い人だということを相手に印象づけると効き目はアップします。
彼氏持ちの女性とデートするだけでもリスキーですが、さらにその彼氏がすぐにキレて何をするかわからない怖い人だとわかれば、痛い目に遭わされる恐怖を感じ、引き下がります。
動かせない状況を用意する
『最近、体調が悪い』『仕事が忙しい』などの言い訳を使うデートの断り方だと、状況さえ変わればデートしてくれるのかなという期待を相手に持たれる危険があります。
あなたに彼氏がいるという理由でデートを断るのは一つの有効手段ですが、自分には彼氏がいなくて、そのことをデートに誘ってきた本人も知っているという女性もいるかと思います。
そういう場合は、相手にとって都合の悪い『動かせない状況』を架空で作ってしまいます。
- 親に男とふたりきりで会うことは禁止されている
- 親にGPSで監視されている
- もしも私が裏切ったら、うちの親なら体にGPSを埋め込むくらいのことをやりかねない
- 男とデートするときは、必ずお兄ちゃんも同席するのが我が家のルール
- うちの父はヤバい世界の人
まとめ
効き目のあるデートの断り方に嘘は付きものです。
近づいて欲しくないオーラを出すには、迫力ある言葉が必要です。
こんな断り方をしてしまっては、何だか相手に申し訳ない…。
優しい性格の女性はそう思いがちですが、優しい断り方をして相手に変に期待を残す方が、かえって残酷だという意識を持ちましょう。
優柔不断な態度や、オブラートに包んだような言葉は、相手の気持ちをベタ惚れ状態にさせてしまう危険もあります。
今後、男女の関係へと発展する見込みがない男との関係性は、できるだけ早くバッサリ断つようにしましょう。