付き合い始めは彼氏のすべてが愛おしかったはずなのに、一緒にいる時間が長くなるにつれて些細なことにも不満を感じるようになります。
ただ彼にもっと愛されたいだけなのに、小さな不満をためこんで一気に爆発させてしまったり、急に不機嫌になって彼を困らせてしまった経験はありませんか?
大好きな彼と喧嘩ばかりの毎日は辛いですよね。
彼氏への不満を感情のかたまりにしてぶつける前に、試してほしいことがあります。
不満の原因を考えてみる
彼氏へ不満を感じたときは、感情的になる前にまずはその原因について考えてみましょう。
恋人への不満というのは、たいていの場合、以下の3つに分けられます。
- 自分を傷つけられることへの不満
- 彼氏の性格・習慣に対する不満
- 彼氏に愛されていないと感じる不満
ひとつずつ見ていきましょう。
自分を傷つけられることへの不満
彼氏があなたの人格を否定したり、精神的・肉体的に傷つけたとき、不満を持つのは当然のことです。
自分に自信がなかったり心のどこかで女性を見下している男性のなかには、平気で彼女を傷つける言動をとる人もいます。
自分を傷つけられることへの不満(例)
- 容姿をけなす
- 「ばか」、「きもい」など傷つく呼び方をする
- プライベートを制限する
- いつも「お金を貸して」と言う
- 思い通りにならないと怒鳴ったり脅したりする
- 暴力をふるう
彼氏のこのような言動への不満は、伝えないままでいるとどんどんエスカレートします。
嫌われたくないと思って我慢していてはあなた自身の価値を下げることになりますし、精神的にも疲れてしまいます。
彼の言動によって苦痛を感じたときは、ためらわずに「傷ついた」とはっきり伝えましょう。
モラハラやDVにもつながる可能性もあるので、不満を伝えて改善しなければ距離を置くことも必要かもしれません。
彼氏の性格・習慣に対する不満
いくら恋人同士とはいえ性格や生まれ育った環境は異なります。
あなたが日常的に「当たり前」だと思っていることが彼にとってはそうではないとき、不満につながってしまうようです。
彼氏の性格・習慣に対する不満(例)
- 優柔不断
- 服や髪型がださい
- 連絡頻度が少ない/多い
- 時間にルーズ
- 部屋が汚い
- たばこをやめてくれない
彼の性格や習慣に不満があるとき、つい「改善してくれたらな」と思ってしまいますよね。
でも、人間の生まれ持った性質はなかなか変えられません。
彼にとってはそれが普通なのに、たとえ恋人といっても他人のあなたにあれこれ指図されるとストレスに感じるでしょう。
恋愛関係を続けていくには、ある程度「ありのままの相手」を受け入れる必要があります。
相手の性格や習慣ばかりに不満を持ってしまうのは、彼に「理想の彼氏像」を当てはめようとしているからかもしれません。
この場合、彼はあなたの不満を自分本位だと感じるはずです。
彼氏に愛されていないと感じる不満
彼氏の性格や習慣のほかにも、行為や言葉によって「もう愛されてないのかな」と感じる不満があります。
女性が恋愛において抱く不満の多くが以下のような不安に関するものだと言ってもいいでしょう。
彼氏に愛されていないと感じる不満(例)
- 連絡頻度が減ってきた
- 「好き」と言ってくれなくなった
- デートがマンネリになってきた
- いつも仕事や男友達を優先する
- まったく奢ってくれない
- 他の女性と連絡を取っている
- 結婚の話をしてくれない
大好きな彼氏にはいつも愛されていたいと思うのが乙女心というもの。
彼からの連絡が少なかったり愛情表現をあまりしてくれないと、本当に愛されているのか不安になって不満やイライラへと変わっていきます。
付き合っているということは両想いのはずなのに、彼の愛情を十分に感じられないのは悲しいですよね。
でも、こうした不満は「彼が本当は何を考えているか」が分かりにくいため伝えられず、溜めこむ女性が多いようです。
そうして不機嫌になったりいきなり爆発してしまい、彼との関係を悪化させてしまいます。
3つの不満のなかでも多くの女性が伝え方に女性が悩んでいるのが、このような「愛されているのか分からない」という不安です。
感情のまま彼氏にぶつけて関係を壊さないためには、いったいどうすればいいのでしょうか。
想像力をはたらかせてみる
彼氏に対して「愛されてるのか分からない」という不満を持つのは、彼にとっての優先順位が低いと感じるからです。
こうした不安が募るとつい感情をぶつけたくなりますが、そんなときこそ怒ったり泣いたりする前に、彼の立場になって想像力をはたらかせてみてください。
もしかすると、あなたを不安にする彼の言動には「もう好きじゃないから」以外の理由があるのかもしれません。
不安にさせる彼の言動、実はこんな理由があるのかも
- 付き合う前は気を引くためにマメだったけれど、もともと連絡不精だった。
- 本当はシャイな彼が、付き合い始めはすごくがんばって「好きだ」と伝えてくれていた。
- 彼がLINEをしている女友達は、ずっと相談に乗っている幼馴染だった。
- 結婚の話は貯金が目標額に達してからきちんとしたいと考えている。
感情が大きく揺れ動く恋愛においては、いちど不安になるとどんどんネガティブな方向に進んでいきます。
「愛していない」と彼が言ったわけではないのに「もう好きじゃないんだね」と不満をぶつけてしまう。
そうして喧嘩になってしまうのです。
感情的になったときこそ、想像力をはたらかせてみて、彼の本質や状況、心境をまずは客観的に分析するようにしてください。
もし、客観的に見てもやっぱり自分がないがしろにされていると判断できるのなら、そのときにはじめて「不満を伝えて関係をよくする」という手段を使いましょう。
「彼が与えてくれているもの」を思い出す
彼氏に対して一度でも「愛されていないのかも」という不安を感じると、彼のどんな些細な言動も「愛情を量る基準」として考えるようになります。
連絡をくれない、愛情表現をしてくれない、デートを優先してくれない、奢ってくれない… と、なぜか「愛されていない証拠」を探してしまうのです。
挙句の果てには彼に証拠を突きつけて「ほら、こんなに不安にさせてるんだよ」と責めてしまう。
そんなあなたは、「愛されていない」証拠集めをするのではなく、「彼が与えてくれているもの」に目を向けてみてください。
彼のマイナス面ばかりに意識が向いてしまうのは、不安な気持ちになっているから。
冷静になって彼の言動を判断すると、「してくれないこと」よりも「与えてくれているもの」のほうがずっと多いことに気がつくはずです。
彼が与えてくれているもの(例)
- デートプランをきちんと考えてくれる
- いつも改札まで送ってくれる
- 風邪を引くと駆けつけてくれる
なかなか「好き」と言わないけれど・・・
- いつも体調を気遣ってくれる
- 「次はここに行きたいね」とデートを提案してくれる
- 二人の未来の話をしてくれる
彼との関係を長続きさせたいのなら、一時の不安を優先させて不満をぶつけるか、彼が実際に「与えてくれているもの」に目を向けて総合的に彼の愛情を量るのか、どちらがいいかは一目瞭然ですよね。
「もういい!」を「してみる」
彼氏の愛情に不満を感じるのは、ほとんどの場合「あなたの気持ち>>彼の気持ち」という状態になっているからです。
そんなとき、彼へ上手に不満を伝えられればいいのですが、伝え方に自信がなければ「あえて引いてみる」ほうが効果的なケースもあります。
ところで、不安な気持ちが募っているときに「引いてみる」というと、よく見かけるのが「もういい!」と言い残して去ってしまう女性です。
引いていることに変わりはないのですが、女性の言う「もういい」が本当は「もうよくない」ことは、男性も痛いほど分かっています。
女の「もういい!」とは・・・
- 「(あなたに期待してることがたくさんあるけど、気持ちを汲み取ってくれないから)もう(私にかまってくれなくても)いい(けどほんとはよくない)!」
ただでさえ仕事が忙しくてかまってあげられないのに彼女にこんなことを言われても、彼はただただ「重い」と感じるだけ。
不満を伝える前に引いてみるときは、「もういい!」と言葉で伝えるのではなく、態度で示すようにしましょう。
「もういい!」を態度で伝える方法
- ×:「返事が遅いならもういい!」→ ○:自分からLINEを送らない
- ×:「デートを優先してくれないならもいい!」→ ○:彼からのデートのお誘いに乗らない
- ×:「好きって言ってくれないならもういい!」→ ○:自分も彼へ「好き」と言わない
- ×:「女友達と連絡をとるならもういい!」→ ○:自分も男友達と連絡をとる
男性は基本的に女性を追いかけたい生き物です。
彼女から「もういい!」と言われると追われている気分になって重さを感じます。
「もういい!」と思っていることを言葉に出さず、実際に態度で示してみてください。
彼があなたの気持ちにあぐらをかいていたのなら、「あれっ?」と意表を突かれることになって追いかけくるはずです。
不満をぶつけずに、気持ちを伝えよう
恋愛をしていると、嬉しくなったり悲しくなったり、いろんな感情がもつれあって自分の気持ちが分からなくなることがあります。
「彼はもう愛していないのかも」という不安が大きくなってできあがった彼への「不満」は、とても大きなエネルギーを持っています。
たとえその不満が正いものだったとしても、相手が受け止め切れないことは多いのです。
大好きな彼といい関係を長く続けたいのなら、不安を不満としてではなく、不安のまま素直に伝えましょう。
「こうしてほしい」と要求したり、「こんなところがいや」と否定していては、彼だって気分がいいものではありません。
彼を変えようとするよりも、「こうしてくれたら嬉しいな♪」、「こんなところがあるから悲しくなるの」と、自分の気持ちをそのまま伝えてみてください。
不満をぶつけるよりもよっぽど簡単で、効果的な方法だと気がつくはずですよ。
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