皆さんは、男性と女性が付き合うとは、どういったものだと考えますか?
「付き合う」の定義は非常に難しく、男女によって考え方は違います。
しかし、本気の恋愛をしていたのに、相手から「付き合っているとは思っていなかった」なんて言われたくありません。
今回は、男女によって違う「付き合う」の意味と、お互いが求めているものは何か?ということを考えていきたいと思います。
【女性編】白黒はっきりタイプの付き合うとは「告白があること」
白黒はっきりとさせたがる女性は男性とケンカをしてギクシャクした時、揉めるとわかっていながらもとことん話し合って、はっきりと答えを出したがります。
対して男性は、受け流してその状況が終わるのを静かに待とうとします。
全ての男女がこのパターンにあてはまるとは言えませんが、このような男女の違いを感じて、相手を理解できずにもやもやしてしまったという経験もあるでしょう。
何でもはっきりさせたがる女子にとって、お付き合いの大前提に「告白」があります。
告白から恋人同士の関係がスタートし、それがなければ良い仲の男女というだけ…。
順序を重んじるため、告白されないまま男女の関係を持つことを極端に嫌います。
【男性編】シャイ男子は曖昧なままでも恋人同士風ならOK
男性はシャイで口下手な人が多く、告白に苦手意識を持っているという人もたくさんいます。
ですから、自分から告白なんてなかなか実行に移せそうにありませんし、相手からの告白も恥ずかしさではぐらかしてしまうことさえあります。
そんなシャイな男の子にとって、付き合うとはどのようなものなのでしょうか。
それは、告白のあるなしよりも「恋人同士のような関係性でいられるか」を重視しているのでしょう。
スタートが曖昧でも、二人きりで会う頻度が増えれば付き合いが始まったと捉え、勢いでも男女の関係になってしまったら相手は恋人だと思うようになります。
順序ではなく、一緒にいて楽とか楽しいということが、付き合うという定義であり意味なのだと思います。
付き合うとは独占し合うこと?女子の考え方とは
女性の付き合うとは「お互いを独占し合うこと」です。
付き合う相手のことはもっと知りたいですし、付き合ったからには一番の理解者でいたいと考えるのが女性です。
そのため、彼からの連絡や報告が足りないと「私は彼女なのにどうして言ってくれないの?」と不満に思って本気で悩んでしまうこともあります。
女性はもともと話したがりな人が多いため、彼に求められなくても自分の情報をどんどん提供することができます。
だからこそ相手にもそれを求めてしまうのです。
「満たされたい」と考える気持ちは、恋愛をしている以上仕方がないと思います。
ただ、女性とはわがままなもので、独占し合いたいと思う気持ちが強くなると途端に束縛を強めますが、相手からグイグイ求められてしまうと海が引くように嫌になってしまうこともあります。
このように、少しバランスが悪い状態であることが多いのが、女性の「付き合う」という考え方です。
男子は付き合う女性にこんなことを求めている!
男性が女性と付き合うとき、大きく分けて3つのことを求めると言います。
1つ目は「癒し」です。
愚痴を聞いてほしいとか手料理を作ってほしいなど、忙しい毎日からくるストレスをうまく解消できない男性は、女性に癒しを求めます。
彼女がいるというだけでホッとするような、孤独が嫌いな男性がより強く求める傾向があります。
2つ目は「男女の関係」です。
付き合いたいという感覚は、相手と触れ合いたいとかその行為によるドキドキを感じたいという気持ちと繋がっている場合があり、男性は自己欲求のために女性を求めてしまうことがあります。
3つ目は「自分を必要としてくれるかどうか」です。
男性は女性をリードして支えてあげることで自分の存在価値を見い出す場合もあります。
ですから、自分を必要としてくれるちょっと頼りない女性や、危うさのあるミステリアスな女性を追いかけたくなってしまうのです。
付き合うとは何?その価値観が合う相手を見つけよう
付き合うとは何なのか?
これがわかれば、恋人同士のいざこざも少しはなくすことができるのかもしれません。
だって、付き合うとは今後の二人の恋愛の形を表しているようなものなのですから、自分が思っていた付き合うのスタイルと、相手が思っているスタイルが一緒ならいいわけです。
そうすれば「価値観の不一致」という理由で恋人同士が別れることもありません。
そういう意味で考えると、こんなにも男女差や個人差の大きい「付き合う」の価値観がぴったり合う相手を見つけることこそ重要です。
恋愛をスタートさせたい時、気になる相手に「付き合うってどういうことだと思う?」と聞いてみましょう。
共感できる部分が多ければ、二人が付き合うイメージも自然と湧いてくるはずです。