「彼氏なんて要らない。セフレがいれば」
「彼氏はいるけど、セフレとの関係は断ち切りたくない」
今回は、恋そのものの話題ではありません。
恋に似ているけど恋じゃない、男性とのセックスについて考えていきます。
この問題は、今異性とセフレ関係にある女性だけの問題ではありません。
昨日まで一途だったはずが、いつの間にか愛を感じない人とセフレ関係になってしまったという話は、世間にいくらでもあります。
セックス依存症
セフレから抜けさせない心理について考えるときは、まず『セックス依存症』というものがあるということを知っておく必要があります。
世の中にはいろんな依存症がありますね。
お酒、タバコ、人間関係への過度な依存、恋愛依存、ギャンブル依存など…。
強い依存症にかかったことがない人から見れば、どうして今の幸せを壊す可能性がある方へ、気持ちが片寄っていってしまったんだろうと思いますよね。
ほとんどの依存は、『とてつもなく不幸だから』始まるのではありません。
多くの場合、依存というのは『ほんの些細なきっかけで』始まります。
強い依存症にハマってしまうと、人はそこから抜け出すのに大変な時間と労力を要します。
ドラッグ中毒は、最も抜け出すのが難しいことが世界で広く知られています。
何故かというと、ドラッグというのは脳の中の『本能』を中毒にさせてしまうからです。
本能というのは、喉が渇いたら水が飲みたいとか、疲れたら眠りたいなど、人が生きていく上での屋台骨(物事の中心)になる指針です。
ドラッグはその部分を中毒にさせる力を持っていますので、寝ても覚めてもそれを求める人間を作り上げてしまいます。
ではセックスはどうでしょうか。
実はセックスにも物凄いパワーがあります。
人間が持つ本能の中でも、性欲は非常に強いものです。
世界のスーパースターと呼ばれた、プロゴルファーの男性や女性シンガーが、「自分はセックス依存症であり、止めたいけど止められない」とカミングアウトしたこともあります。
ちなみにこの2人は既婚者であり、欲しい物は全て手に入れられるほどのお金持ちでした。
性欲のバランス
結婚していて家族がいるのに、あるいは自分を愛してくれる恋人がいるのに、それでもセフレに走ってしまうのは何故か。
その理由は1つではありませんが、押さえておきたいポイントがあります。
それは、性欲の強さ(高さ)というものは、人それぞれに違うという点です。
皆がよく使う『性的な相性・セックスの相性』というものは、男と女とが瞬間的に楽しめたとか、気持ち良かったという意味ももちろんあります。
でもそれ以外に、『性欲の高さのレベルが、相手と合うかどうか』という意味もあります。
片方が2週間に1度でOKと思っていても、もう片方が毎日でもしたい!という高い性欲を持っていれば、カップルの関係には微妙なずれが生じてきます。
本当は恋愛依存症
他には、本当は恋愛依存症で、次から次へと男を変えたいという欲求を持つ女性もいます。
ですが、実際に男をころころ変えれば後ろ指をさされることになります。
自分が隠している恋愛依存欲求を満たすのに、セフレは便利な存在です。
相手に忠実である必要もないし、その人に縛られる必要もありません。
セフレを持っていれば、簡単に疑似恋愛を体感することができますね。
恋人のようで恋人未満。
だけど自分のことを満足させてくれる存在。
セフレ関係は楽に自分の欲求が満たせる、便利な関係です。
セフレから抜け出せない理由
- 異性からモテる。可愛がられる。
- 自分に金銭的余裕がある。またはセックス相手(セフレ)に金銭的余裕がある。
- 新しい出会いがあると、今までの出会いがつまらなく感じてしまう。
- 異性と出会いやすい環境で生活している。
- 恋人との性的関係にいまいち満足できない。
- 自分でも理由はわからないけど、本能的にセックスを求めてしまう。
- いろんな男と関係を持つと、いい女になったような気がする。
セフレから抜け出すことが出来ない理由は、取り上げただけでもこれだけあります。
きっかけはたった一つの出来事だったという人もいれば、さまざまな出来事がきっけとなり、セフレから抜け出せないほど深くハマってしまった人もいます。
セフレから抜け出す方法はあるのか
一度、セフレという立場にのめり込み、愛情がなくてもセックスできるようになってしまった人が、そこから抜け出す方法はあるのでしょうか。
結論から先に言うと、あります。
大物と呼ばれる芸能人には、プレイボーイであることや、次から次へと異性と関係を持った経験をテレビで堂々と明かしている人もいます。
この問題に決着をつけてくれる一番の薬は、『性欲の減退』です。
つまり年を取ってくると、性欲そのものが下がっていくため、自然と治るということですね。
他には、セックスの相性が最高に合う異性を、自分の恋人にするという方法もあります。
この人こそ最高と感じることができれば、わざわざ他の男を探しに行く理由もなくなります。
そして最後に、まだ若いあなたにこの機会に知っておいてほしいことがあります。
それは性病の怖さです。
あなたがこの先、何人の男と関係を持つかはあなたの自由です。
ですが、関係を持つ人数が増えれば、身に危険がおよぶリスクも上がるという認識は持たなければなりません。
中には、その人の人生を台無しにしてしまうほど、怖い病気もあります。
「怖い」と感じる気持ちがある人は、セフレから抜け出すことが可能です。
セックスについて考えるとき、特に女性は、その後の妊娠や出産というかけがえのない人生もセットで考える必要があります。
もしも今のパートナーがあなたを性的に満足させてくれていないなら、あなたには満足させてくれる恋人を探す権利があります。
但し、手頃な男で手を打つというクセをつけてしまうと、女は割と簡単にいろんな男と寝るようになってしまいます。
手に入りやすいセフレと、自分自身の人生とを天秤にかけ、どちらが大切かを考えてみましょう。