レストランでオーダーするのも彼女。
次にどこに行くかを決めるのも彼女。
これじゃあ、まるで『彼氏を尻に敷く女』に見られてしまいそうで、女性としては辛いですよね。
今回は、彼氏が頼りないという悩みを持つ女性のために、頼りない男を成長させる方法をご紹介します。
デートのときくらい、女は男に頼りたいもの。
いつも腰が引けちゃってる彼氏を、何とかしましょう。
こんな場面で頼りない彼氏は嫌だ!
素敵な人だと思って恋に落ちた相手でも、付き合ってみると『案外、頼りない男だな…』と感じてしまう瞬間ってありますよね。
女としては、常に頼れる彼氏でいてとまでは思いませんが、レストランにいるときや街を歩いているときなど、人目につく場所では、せめてしっかりしてほしいと思います。
次の項目からは、頼りない彼氏を持つ女性の悩みを具体的に見ていきます。
【1】機械対応が不可な彼氏
女性の潜在意識の中には、『男はメカに強いものだ』という認識があります。
実際、新規購入したPCや携帯などの取り扱いは、女性より男性の方がのみ込みが速いですよね。
機械オンチな彼氏を目の当たりにすると、まわりの男性たちとついつい比べてしまい、『頼りない男!』と感じてしまうのが女の本音。
特にデート先で車の調子が悪いときや、運悪くタイヤがパンクするなどのアクシデントに見舞われたとき、「どうする?困ったな」とおろおろするような彼氏だと、女性としては幻滅です。
【2】レストランのオーダーを彼女にさせる
デート先では、彼女をエスコートするとか、レディスファーストの態度を見せてほしいと願うのは、女性としてはごく自然な感情です。
レストランで毎回、店員さんを呼ぶのも私。
注文するのも私となれば、まるで彼氏を尻に敷いている気持ちになっていきます。
まわりから見ても『頼りない彼氏』に見えるから、せめてこの部分は改善したいと考える女性は多いです。
【3】旅行計画も彼女に頼りっきり
旅行はふたりのデートの中でも特別なものです。
コストもかかるし、一緒に過ごす時間も普段とは比べものにならないくらい長いですね。
それなのに、旅行の相談をしても、「俺、よくわからない」とか「どこでもいいよ。任せるよ」の一点張りにされてしまうと、彼女としてはがっかりします。
自分だけが張り切ってるようにも感じますよね。
自分の意見がなさすぎる男、はっきり主張しない男、ふたりの計画に身を入れて参加しない男は、頼りない彼氏という印象が強いです。
【4】とにかく気が弱い彼氏にイライラ
頼りない彼氏にもいろいろありますが、しっかりしてよ…と言いたくなる代表の一つとして挙がってくるのが、『ヘビも無理!虫もイヤだ!』という彼氏…。
そんなこと言われたって、こっちだって無理なんだから、男だったら何とかしてよと言いたくなります。
夏場のお家デートでは、虫の出現のせいでカップルが喧嘩になることもあります。
【5】アクシデント対応力ゼロ
頼りない彼氏の中でも特に困るのは、彼女の身に危険が迫るようなアクシデントがあったときでも守ってくれない男。
たとえば粘着質な雰囲気の男からいたずら電話が来て、彼女が怖がっていても、「いや、俺もそういうのは怖いし」と反応するような彼氏だと、女として不安になります。
頼りない彼氏を変えるには
基本的に男性は、しっかりとした根拠があってもなくても、男のプライドというものを持っています。
頼りないから「しっかりしてよ!」と訴えても、効果は期待できません。
むしろプライドが傷つく分、逆効果ということもあります。
頼りない彼氏を動かしていく上で外せないポイントは、『褒めてあげることでプライドを育て、行動を変えさせる』ということです。
簡単にいうと、褒めてあげると男は伸びますよという話ですね。
特に、アクシデントに見舞われたときには男に守ってもらう必要がありますので、日頃から彼氏に男であることを自覚してもらえるように、成長させていきたいものです。
彼氏を「頼って」「褒める」の繰り返し
彼氏が頼りない原因は、育ってきた環境が影響していることがあります。
何でもかんでも両親がやってくれるような家で育てば、急に主体的に男らしく行動するのは難しいですね。
けれど、厳しく否定すれば男性はすねてしまいます。
彼氏を成長させていく方法は、男の自尊心が傷つかないように、頼る・お願いするという方法が得策です。
レストランで注文したい内容が決まったら、外で電話したいからとか、化粧室に行ってくるからなどの理由を付け、「悪いけど注文しておいてくれるかな?」と彼を頼ります。
そして、あなたがお願いしたことを彼氏がきちんとやってくれたら、必ず褒めます。
彼は彼女から褒められることによって、似たような場面に遭遇したとき、自ら進んで同じ行動を取ってくれるようになります。
ふたりで旅行の話をしているとき、いきなり「どこに行きたい?」と訊かれても答えられない男は結構多いです。
こういうタイプの男性には、「海辺がいいかなぁ。高原とかの方がいいのかなぁ」と、2択、3択で質問を投げかけていくと良いですよ。
頼りない男にこそ、頼っているという態度を見せていきましょう。
そして、あなたがお願したことや頼ったことに対して、彼氏がアクションを見せてくれたときは褒める。ありがとうと言ってあげる。
その繰り返しで、彼氏は少しずつ一人前になっていきます。
手のひらで上手に転がしてあげる
日本には、『内助の功(ないじょのこう)』という価値観があります。
意味は、男の働きを支える妻の功績という意味です。
また、『あげまん』という言葉がブレイクしたこともあります。
これは、男を成功させことを得意とする女のことを指します。
はじめから頼り甲斐のある男性も勿論いますが、男に生まれたからといって、皆が男らしいとは限りません。
むしろ、「あいつって頼りないよね」とか「男のくせに」と言われるタイプの男性の方が多いのが現実かも知れません。
そんな男たちを成長させるのは女の存在。
まわりから「頼りなさそうな彼氏だったけど、新しく彼女ができてからカッコ良くなったよね」とか「男らしくなった」と言われるようにしていく。
そこを目標にしていきましょう。
但し…機械オンチや虫嫌いは、なかなか治るものではありません。
その点については、ふたりで協力しながら切り抜けるしかないです。