遠距離恋愛と聞けば、続かぬ恋愛関係を思い浮かべる方も多いと思いでしょう。
それがさらに、「国際遠距離恋愛」になればいかがですか?
なんだか途方も無く現実味のない響きですね。
ところが世界中には、「国際恋愛×遠距離恋愛」の恋愛難易度最高位の2つを同時にこなすツワモノがいることも事実です。
そんな彼らはどうして恋愛関係を続けることができるのでしょうか。
うまくいっている国際遠距離恋愛カップルの特徴をご紹介します。
お互いを尊重・尊敬する気持ちを常に持つ!
どのカップルにも大切なことですが、相手を尊重、尊敬する気持ちをもつことは、遠距離恋愛では特に大切です。
それが国境を越えるとなおさらです。
言葉も文化も違う相手と、離れていながらも心をつなぐことは並大抵のことではありません。
日本ではパートナーや恋人のことを人に紹介するとき、わざとへりくだって「つまらない人」や「難しい人」などと悪くいう習慣があります。
しかし、これは自分が愛する人を卑下する行為であり、相手に対して失礼です。
国際遠距離恋愛をしているカップルが紹介するときは、共に「最高の相手だ」と胸を張って紹介します。
離れていても相手への尊敬を忘れていないからです。
日本人がへりくだって言う習慣は文化的なものもあるので、批判ばかりできませんが、国際遠距離恋愛においては絶対にしてはいけません。
離れていてもお互いを尊敬できる、会えなくてもお互いを尊重しあえる、当たり前のことですが国際遠距離恋愛ではとても大切なことです。
一緒にいない時の時間をより大切にする
国際遠距離恋愛になると、どうしても一緒にいられる時間が少なく、離れている時間が多くなります。
会えない時間が増えれば増えるほど、会いたい気持ちが比例して増えます。
しかし、どれだけ会いたいと思っても物理的な距離があるため、そう簡単に会うことはできません。
うまくいっているカップルは、その会いたい気持ちを目に見える形で貯めておき、会った時や連絡を取りあった時に共有しているのです。
写真やメモになど形で残せるものなら何でも構いません。
ただし、1日の全てを記録しておけ、という事ではありません。
面白い経験をしたり、共通の話題になるようなものがあった時など、恋人がここにいればきっと喜んだだろう、笑っただろうと感じたものを貯めておくのです。
例えば二人とも猫が好きだったとします。
ある日とても可愛い猫があなたのお家に遊びに来ました。
その猫はとても可愛くて人懐っこいです。
その時あなたは、「今彼がいたらとっても喜んだだろうな」と思うでしょう。
その気持ちをビデオや写真に収め、スマホのメッセージで送ってみましょう。
この一連の行動の中に隠されているメッセージは、「離れている間もあなたのことを思っています」忘れていませんよということです。
気にもかけていない人の好みは覚えもしませんし、わざわざ写真やビデオを撮って送ることはしません。
大切なパートナーだからこそ、そして強く会いたいと思っているからこそできる行動です。
パートナーの趣味に関係するものを街で見つけたなど、簡単なものでいいのです。
大切なのは、離れていてもあなたのことを大切に思っています、というメッセージを送ることです。
自分磨きに力を入れる
国際遠距離恋愛をしている人たちに共通する特徴は自立していることです。
よくある遠距離恋愛のアドバイスでは、離れている間に自分磨きをせよ、とありますが実際にその通りです。
国際遠距離恋愛では、とくに会いたいという気持ちが増えるばかりで、会える機会は限られています。
そこで、その気持ちを何か別のエネルギーに変えてしまうのです。
離れている間にしかできないこと、一人でしかできないこと、自分のいる場所でしかできないことに思う存分挑戦してみましょう。
これは、時間が過ぎ去るのを辛抱して待つ…という事を避けることもできます。
次会った時に成長したあなたを見るパートナーの驚いた顔を楽しみすると、コツコツと努力することも苦にならないでしょう。
国際遠距離恋愛では良くも悪くも二人の間に物理的距離があるので、普通の恋愛よりも仕事と私生活にメリハリがつきます。
「会いたくても会えないんだから、くよくよするんじゃなくて自分磨きに勤しもう!」と思い切ることができるのです。
会いたくなったら会える距離にいるカップルよりも、お互いの成長を追い求めやすいでしょう。
国際遠距離恋愛でうまくいっているカップルは、自分の成長と共に相手も同じくらい成長しています。
物理的に離れていても、お互いを高め合う存在であることに自信と誇りを持つでしょう。
まとめ
付き合う難しさゆえに、あまり長続きしない国際遠距離恋愛カップルの中で、うまくいっているカップルの特徴を3つご紹介しました。
難しい国際遠距離恋愛ですが、大切なのは相手への思いやりを忘れず、自分も大切にするということです。
そうすれば二人の間に長い距離があったとしても、うまくやって行くことが出来るのです。