眉目秀麗、才色兼備。
男女問わず、誰もが憧れる完璧な女性はいわば高嶺の花。
ですが、高嶺の花なのに男からモテないのはどうして?
能力も外見も優れている、さらには実家が裕福で日々の暮らしにもゆとりがあるお嬢様。
誰もが羨む高嶺の花はまさに完璧な条件で、男性からもモテモテに思えます。
けれど実際は男性を遠ざけており、モテません。
完璧なはずの高嶺の花がモテないのはどうしてなのか、その理由をまとめてみました!
「外見が完璧すぎる」完璧美人に話しかける度胸はない!
モデルさながらの完璧な美貌は、それだけで他人を威圧します。
誰が見ても他人よりも美しい外見をもったひとは、なんだか自分たちとは別の世界の人間のように思えて話しかけるのも躊躇ってしまいます。
本人に自覚がなければ天然の美人としてまだ親しみやすい雰囲気がありますが、自分の外見に自信を持っているタイプの高嶺の花は無意識に男性に圧を加えているのです。
美形一家の生まれであるのなら、イケメンが周囲にたくさんいるからこそ、格下はいらないというオーラを無意識にだしている可能性も。
無意識に劣等感を刺激している女を、男は「トゲがある女」と評して出来る限り距離をとろうとします。
そうでなくとも、元から整っている容姿にファッションセンスや高い教養からの仕草も相俟って、完璧オーラを放っている女性には近寄る度胸すら湧き上がりません。
ただ、そっと逃げていってしまいます。
美人ゆえの近寄りがたい雰囲気が、高嶺の花がモテない理由のひとつです。
近くによることさえできないから、告白なんてとても無理。
高嶺の花から告白しない限り、恋が始まる気配さえありません。
雰囲気に「隙」がなさすぎて、声もかけられない
話しかけやすいひとの共通点に、どこかに隙があるという点があります。
つまり、隙がないと話しかけるきっかけもないのです。
能力が優れている高嶺の花は、その高い能力のせいで隙をつくることができません。
仕事で失敗もしない、なにかミスをすることもなく、もしも失敗をしてしまったとしも全て自分で挽回してしまうような完璧美人では、男が横から手を出して手助けする隙もなにもあったものではありません。
一方、普段は真面目でもどこか抜けている女性は、かわいらしいと男ウケ抜群。
話しかけるタイミングや、話を盛り上げるための足掛かりにもなる隙は、一種の魅力と呼んでもいいでしょう。
ですから、動作も行動も能力までにもまったく隙のない女性には、いったいどうやって話しかければいいのやらと話しかける前にさっさと諦めてしまいます。
どうやっても会話の糸口さえつかめないのですから、考えるだけ無駄だとすぐに悟るんです。
隙を見せようとしない女性は、その分だけ男性を遠ざけます。
話しかけるタイミングをいつまでたっても掴めない男は、いつまでたっても話かけることができないのです。
遠くで眺めていたい高嶺の花は「恋愛対象外!」
男性にとって、あまりに完璧な女性は恋愛対象外となってしまいます。
美人で何でもできて、誰にでも優しくて性格も良い女性は、もはやみんなのアイドル状態。
誰か特定の男がアイドルの恋人になるなんて、他の男にとっては耐えられるものではありません。
ですから、アイドル扱いしている高嶺の花の周りに、男が近寄らないよう徹底的に邪魔をしてきます。
けれど、高嶺の花の本人はアイドルのつもりもなければ、誰かに恋愛を禁止されているわけでもありません。
他人に自分の行動を制限されるのは、いいようもなくストレスが溜まるもの。
それなのに、男だけで勝手に盛り上がっていってしまい、まるでその女性は恋愛対象としてではなく崇拝対象とするかの如く、男が取り巻きと化してしまっています。
これは高嶺の花扱いをされている女性にとってもいい迷惑です。
一度、こうした信者ができてしまうと、近付いてこようとする男を徹底的に排除されてしまいます。
彼女を恋愛の対象として見るな、そんな目で見るなら近付くな、と高嶺の花の知らないところで彼女に好意を持っていた男たちは舌打ち混じりに離れて行っているのかもしれません。
そんな異様な雰囲気を放つ集団に、周囲もドン引きしています。
信者たちをなんとかしないと、望んでもいないアイドル扱いから抜け出すことはできません。
高嶺の花がモテない理由のまとめ
恵まれた環境にいるからといって、男性からモテるわけではないんです。
容姿が整っていても、能力が優れていても、それだけでなく男が話しかけることのできる追加要素がなければ話しかけることもできません。
一見、すべてを持っているようにみえる高嶺の花も、男性からは恋愛対象に見られていないという事実で、恵まれていて羨ましいという気持ちも消えていきますね。