彼氏が毎日のように愚痴を言ってくると、正直もう聞きたくないと思ってしまいますよね。
聞きたくないといっても、恋人同士だと無視するわけにはいきません。
彼氏の愚痴にどう対処したらいいのか、どうして彼は愚痴ばかりこぼすのか、知りたくありませんか?
もしかしたらここで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
女の子は、彼氏の愚痴をどう感じてる?
- 「またか…」と、彼氏と会話をするのがストレスになってる。
- 仕事のことで悩んでるのは分かるけど、その愚痴いつまで続くの?
- 食事中なのに上司や仕事の話ばっかり…。正直、気分が盛り下がる。
電話やLINE、デートの時でも愚痴を言う彼に、最初は大変そうだなという気持ちがあったと思います。
でも、仕事の内容や会社の人の話をされてもよく分からない……。
だから「うんうん」と相づちを打つけど、「なんか最近、返事が適当だな。」なんて言われてしまい、しまいには彼氏が不機嫌になって怒り出す。
女性からすると、このまま愚痴を聞き続けたほうがいいの?
それとも、私なりの意見を言った方がいいのかな?
と考え込み、こうなってしまったのは私のコミュニケーション能力が低いからかもしれないと落ち込んだり、どう向き合えばいいのか分からなくなってしまった、と彼女もまた悩んでしまうのです。
そして、彼氏の愚痴が、女性たちにとって「最大の課題」となって重くのしかかるようになります。
愚痴ばかりこぼす男性心理とは?
彼氏はどうしてこんなに愚痴ばかり言うのか、疑問ですよね。
そこで、愚痴を言う男性の心理を知っておきましょう。
デキる男だと思ってほしい
彼氏の発言の多くは「上司がわかってない!」という上司批判ではないですか?
「仕事とはこうあるべきだという精神論者の意見なんて聞いてられない!もっと理論的に物事を見るべきだ!」
など、上司よりも自分の方が正しいと思っていると、毎日、不平不満だらけの日々を送るようになります。
フラストレーションが溜まった彼は、自分がどれだけデキる男であるかを主張するために、愚痴をこぼしている可能性があります。
また、このタイプの男性は、愚痴をこぼすことがルーティン化する傾向があり、彼女が聞き役になることも少なくありません。
仕事ができない自分を認めたくない
彼氏が仕事ができないタイプだった場合。
会社でも「できない奴扱い」をされていると、毎日仕事にプレッシャーを感じ、四六時中、上司に追い込まれるという状況に耐えられなくなります。
そして「出来ていないのは俺じゃない。あいつらだ。」と、仕事や人間関係に対する不満を口に出すことで、現実逃避をしている可能性があります。
とくに仕事ができない男性ほど、同僚や友達にこうした愚痴は相談しにくいものです。
だからこそ、甘えの対象である彼女に愚痴をこぼしてしまうのです。
《対処法》アドバイスはしない「共感するのみ」
毎日、愚痴を言い続ける彼氏に、多くの女性は自分の意見をつたえがち。
それは、本気で彼氏のことを心配しているからかもしれないし、単純にイライラしてしまうから…ということもあるでしょう。
ですが、男性はアドバイスが欲しいのではありません。
「ただ共感してほしい」のです。
その証拠に、あなたがアドバイスをしようものなら、十中八九、彼は受け入れてくれないでしょう。
必要なのは「大変だったね」と彼に共感してあげることです。
彼が愚痴をこぼしはじめたら「うんうん」と相づちを打って真剣に聞き、最後に共感する一言を言ってあげるだけで、彼氏はおおかた満足してくれます。
大切なのは、「共感の想い」をしっかりと相手に届けるということです。
「大変だったね」の一言で、彼の中にあったモヤモヤが晴れ、あなたのことを理解者として受け入れてくれるようになるでしょう。
また、ここで女性に気を付けてほしいことがあります。
それは次の項目でお話したいと思います。
《注意点》「感情労働」にならないよう気をつけよう
始めの頃とは違い、だんだん彼の愚痴を聞いてあげることが辛くなってきた…。
そんな女性が陥りやすいのが「感情労働」です。
「感情労働」というのは、笑いたくないのに、笑わなければいけない、というように自分の感情を抑えながら労働することです。
つまり、彼氏の愚痴を「聞きたくもないのに聞いている」、もちろん彼氏にお金を要求するわけにはいかないのでタダ働きです。
彼氏のことが好きでどうにかしてあげたいという気持ちはすでに無く、ただの感情労働になってしまっているのだとしたら…。
このまま感情を搾取され続けるのはあまりにも残酷ですね。
もし、すでに感情労働になってしまっている人は、逃げ道を作ることが大切です。
逃げ道というのは「感情を逃す」ということです。
具体的には、愚痴を聞いた後は、2人で楽しいことをしてみようと彼氏に提案するといいでしょう。
プチ贅沢なことでも、思い切って奮発するのもいいかもしれません。
他にも「私の愚痴も聞いてほしい」と言ってみるのもいいでしょう。
楽しいことをするという対価があれば、「愚痴=感情労働」ではなくなります。
まとめ
愚痴をじっと聞くのはとても大変なことですね。想像よりも遥かに疲れてしまうでしょう。
でも、共感力のある人は「聞き上手」でもあります。
「聞き上手」になっておくと、今回のケースに限らず、これから長い人生の中で必ずあなたを助けてくれます。
面白おかしく受け答えができなくても、専門的な知識がなくても、相手の話しを上手に聞くことができれば、誰でも無条件で喜んでくれるからです。
また、彼氏の愚痴がこのまま長く続くかというと、案外そうでもありませんよ。
仕事に慣れてきた、出世したなど今と状況が変われば、彼氏の愚痴も減っていくはずです。
彼氏の愚痴を全部受け止めようとしなくて大丈夫。
「うんうん」と「大変だったね」で、上手く乗り越えてください。