過保護彼氏とは、彼女の安全をそばで見守る「見守り隊」のようなもの。
頼りがいがあって、いつも気遣ってくれる彼氏は、安心感を与えてくれます。
でも、あまりにも気持ちが強すぎると、負担に感じてしまうことも……。
心配性の過保護彼氏とうまく付き合えなくて困っているという女性のために、上手く付き合う対処法をお話していきたいと思います。
過保護彼氏の3つの心理
彼女が好きだから辛く悲しい思いをさせたくない
誰だって好きな人が悲しい思いをするのは嫌ですよね。
だから、トラブル・事件・事故に巻き込まれないように、ついつい過保護になってしまうのですが、実は「愛情の裏返し」でもあります。
過保護といと、どうしても悪いイメージが先行してしまいますが、愛情がなければできないことでもあるのです。
独占欲が強い
過保護彼氏にとって、彼女の存在は宝物です。
自分だけの大切なものだから、独占したくなってしまうのです。
その結果、いつか誰かに奪われてしまうのではないか――
という恐怖心でいっぱいになり、どんどん過保護がエスカレートしてしまいます。
過去の恋愛で傷ついた経験がある
彼女に浮気されたり二股をかけられたり、「俺だけを見てなかった」という辛い過去の記憶が、彼氏を苦しめている可能性があります。
こうした辛い経験から、また同じことをされるのではと不安になり、自分だけを見てもらいたくてあなたに尽くし過ぎてしまうのかもしれません。
過保護彼氏だから言う9つのセリフ
- 仕事から帰ってくると「おかえり、寒かったでしょ?」とブランケットと温かいコーヒーが出てくる。
- 今日はどうだった?何かあった?仕事大丈夫だった?
- 「疲れてない?ここに座って」と電車の席を確保してくれる。
- あ、荷物は俺が持つから!(クラッチバッグでも持つ)
- 「もう寝る?」と言ってベッドまで運んでくれる。
- 甘いもの食べたくなってない?ケーキ買っておいたよ。
- ○○ちゃんは掃除と洗濯苦手だから、俺がやるね。
- 火も包丁も危ないよ!料理は俺が作るから!
- コンビニ行くの?危ないから俺もついてくよ。
このように、尽くしてくれるのは助かりますし、危険から守ってくれるのも安心感があると思います。
そして、一見お姫様扱いされているように感じますが、これは過保護、あるいはその一歩手前の状態です。
さらにエスカレートすると、見守るから「見張る」へと変わり、心配から「どこかへ閉じ込めたい」に変わり、恐ろしい愛情を見せ始めるようになります。
このままでは、彼女は精神的にどんどん息苦しくなり、彼と一緒に過ごす時間が苦痛に感じてしまうでしょう。
過保護彼氏を変えたいときの対処法
このように、過保護彼氏は自分と彼女との間にうまく境界線を引けません。
このまま行けば、いずれ過保護彼氏が「毒彼氏」へと変わってしまいます。
彼氏の過保護をこれ以上エスカレートさせないためにも、彼との付き合い方を見直す必要があるでしょう。
そのためにも、はっきりと気持ちを伝えてあげてください。
「大切にしてくれて感謝してる。でも、幸せかって言われるとそうじゃないの。」
あなたの今の気持ちを知ってもらうことが何より大切。
過保護彼氏は、彼女の気持ちを考えているようで、実は自分の気持ちに突っ走ってしまっているだけ。
それを、正しい愛し方だと誤解している場合が多いのです。
でも、本当の愛というのは、彼女をかごの中の鳥のように閉じ込めておくのではなくて、自由にしてあげることです。
「自由にさせる」というのは「信頼」していなければできないことで……
そのためにも、まずは彼を安心させ、私を信頼してほしいとお願いすることからはじめてみましょう。
「好きだよ」「いつもありがとう」と彼氏を安心させて、これからはもっと私を信頼してほしいと伝えてみましょう。
そうやって「過保護」と向き合うことで、彼氏もきっと彼女の気持ちを理解してくれるはずです。
まとめ
今回は、過保護彼氏の心理と対処法についてお話しました。
過保護彼氏に悩む女性が、「過干渉彼氏あるある」や「過保護彼氏の特徴」を読んでも、対処できる方法を知らなければこの問題は解決しません。
今回お話した対処法で、彼氏の心を納得させてあげてください。
少し時間がかかると思いますが、そうした時間も無く、今日明日で彼が変わることなんてあり得ません。
とても大切な時間なんだと思って、過保護彼氏と向き合いましょう。
きっと彼は、これまでしてきた自分の言動を反省し、これからはあなたとよりよい信頼関係を築くために行動してくれるはずです。
ぜひ、頑張ってくださいね。