かつて『ぶりっこ』という表現は女性限定で使われていた言葉でした。
…が!最近、男のぶりっこが急増していることにお気づきでしょうか?!
今回は、趣味や価値観がやや女性寄りという男性から、声やリアクションまで可愛ぶる男性まで、様々な男性ぶりっこを取り上げます。
自分の彼氏が当てはまっているか否か、早速確かめてみましょう。
ぶりっこ診断①:「堂々と可愛さアピールする男」
まずは、逃げも隠れもせず堂々とぶりっこをする男の特徴をご紹介します。
この診断に当てはまる項目があるなら、彼氏は女性も顔負けというレベル感で可愛さを演出する男性だといえます。
- マッチョになるのが嫌で、体を鍛えたがらない(体の線を細くキープしたがる特徴あり)
- 事あるごとに、体力がない・風邪をひきやすいという話をする
- 声のトーンが全体的に高い
- 「できない…」「無理」など、男らしさとかけ離れたセリフが口癖
- 職場で上司・先輩に厳しく指導され、泣いたことがある
- 彼女との喧嘩で泣いたことがある
- 落ち込むと、彼女に対して「なぐさめてほしい…」と恥じらいもせず懇願する
- 家デートなどで何か物音がしたときなど、怖いと思うものは彼女に見てきてもらう
- 可愛いキャラが大好きで、キャラもののTシャツやキーホルダーを持っている
- キャラや動物に対するリアクションが、「キャー!!可愛い♡」など女性っぽい
ぶりっこ診断②:「隠れぶりっこ男」
次に、人前では普通の彼氏を演じているけど、内面にぶりっこの要素を秘めている『隠れぶりっこ男』の特徴を紹介します。
自分の彼氏の言動と比較して当てはまると感じることがあれば、彼は隠れぶりっこの可能性ありです。
- LINEなどのチャットツールで、女性が使いたがる可愛い系のスタンプを使う
- メッセージ内容に女性っぽい言葉を混ぜてくることがある
- 何気に、男友達よりも女友達と話しているときの方が盛り上がる
- 体を使う系のデートより、ショッピングや家デートの方が好き
- カッコいい男というより、可愛い男子という印象がある
- 女子好みのアニメや映画が好きで、友達にばれないようにこっそり見ている
- 男友達には絶対に言わないが、好きなキャラの小物などを部屋に置いている
可愛くなりたい男たち
『男らしさ・女らしさ』の価値観というのは、社会が変われば変化してきます。
ほんの二十数年前までは、会社員の女性といえば女子社員用のベストやスカートを制服として着るのが当たり前でした。
女性がズボンを履いて地べたに座る姿というのも、女らしさとはかけ離れたものと考えられていました。
反対に、男らしさに関しても昭和から平成になるかならないかの頃は、あれこれうるさく言われました。
「男のくせに泣くな」「男なんだから強くなれ」というセリフは、家庭でも学校でも当たり前のように使われていました。
ですが、今の社会では「あなたは女なんだから」「お前は男だろ」という育成の仕方はほとんどしません。
男も女も対等という価値観が浸透したからですね。
そうなれば、女子が男子を呼び捨てにしても、まわりはそんなには驚かなくなります。
反対に、男子は女子っぽい可愛い性格をまわりから矯正されることもなく、そのまま大人になります。
強い男もいれば、強い女もいる。可愛い男もいるし、可愛い女もいる。
365日、スカートなんて履かないって女性もいれば、できれば女性のように可愛い系のファッションで身を包みたいという男性も出現します。
一昔前に若者だった中高年の人たちにいわせれば、今の男と女はどっちも『中性的』になったということになります。
ぶりっこな彼氏への対処法
彼氏だけの問題ではないかも
ぶりっこ男が急増していることから考えると、女性たちはぶりっこな男性たちへの対応法を知っておいた方が得策だといえます。
これからも可愛い系男子は増えていくはずですので、彼氏だけでなくまわりの男友達や職場の男性も、昔の男性のような強さとは無縁になっていくことが考えられます。
引っ張ってあげる
昔のように強さやたくましさを植え付けられていない彼氏に対し、男らしさを求めても期待に応えてくれる可能性は低いです。
自分の彼は可愛い性格だと捉えてあげて、あなたが引っ張ってあげる方が上手くいきます。
元々、女性には子供を守ったり育てるための能力がありますので、彼が弱々しい一面を見せたり頼りないと感じるところがあるなら、彼女がリーダーシップを発揮するのが一番です。
甘やかすだけじゃダメ
彼氏の基本的な性格はしっかりと受け止めてあげつつも、小さい子供をあやすように可愛がるばかりでは、彼にとってプラスになりません。
彼は社会で一人前の男性として戦っていかなければなりませんし、可愛さばかりを表に出していれば馬鹿にされる可能性があります。
彼女の前でぶりっこな部分を解放させてあげつつも、仕事場では責任感をしっかり持って大人として行動するようにアドバイスしましょう。
お互いの歩み寄り
男でありながらぶりっこ。
そんな彼氏の特徴を読んでいくにつれ、「めんどくさいなぁ」と思った方もいるかも知れませんね。
ですが、「強い」「男らしい」「男気がある」と言われる男性を彼氏にした場合は、また別の面倒に直面することになります。
男らしいタイプの人ほど、女性に対して女らしさを求めてきます。
「こういうときは黙っていろ」「もっと女らしい服を着てほしい」「女なんだから…」などなど、色んな注文が来ると、それはそれで面倒なものですね。
ぶりっこな彼氏は、対処のコツさえわかれば案外上手くやっていけるパートナーという見方もできます。
相手が可愛さや女っぽさを持っているなら、正真正銘の女である彼女とも共通するものがあるはずです。
男と女でありながら、時に女同士のような感覚で共感し合うというのが、これからの恋愛には必要になってくるということでしょう。