彼氏との喧嘩中に言ってはいけないNGワードってどんなものがあるのでしょうか?
お互いのことがどんなに好きなカップルでも、付き合いが長くなれば喧嘩のひとつやふたつは経験するものです。
「喧嘩するほど仲がいい」とはよく言われることですが、それはお互いの意見を尊重し合ってきちんと話し合いができた時のこと。
2人のための喧嘩であれば、仲直りをした後にはこれまでよりももっとラブラブになっているなんてことも。
しかしちょっとした喧嘩が発端となって、望んでもいない別れに繋がってしまうことも少なくありません。
喧嘩がヒートアップすると感情的になる人はとても多いです。
一時的なイライラから彼を傷つける言葉を口にして後戻りができなくなってしまった…。そんな事態は何とか避けたいですよね
ではさっそく、喧嘩中に言ってしまうと別れにつながる危険度の高いNGワードを3つご紹介します。
「もう別れよう」
彼と喧嘩をしたときに特に女性が言ってしまいがちなNGワードがあります。
それが、「別れよう」という言葉です。
本当に心から別れたいと思っているなら話は別ですが、たいていの場合ケンカ中の「別れよう」は一時的な感情から思わず口に出してしまう女性が多いのではないでしょうか。
彼へのイライラが抑えきれず勢い余って口にすることもあれば、この言葉を聞いた相手が焦って引き下がってくれるよう、気持ちを確かめるために言うこともあります。
でも、そんな気持ちから安易に「別れよう」と口に出すのは実は危険なこと。
喧嘩中は相手の彼もあなたに対してイライラしています。そんなときに「もう別れよう」なんて言われたら彼も思わず「それじゃあ別れよう」と返したくなってしまうはず。
そうして、本当はお互い別れる気などまったくなかったのに別れることになってしまった例も少なくありません。
特に男性は女性とは異なり、一度決めたことはなかなか覆そうとしません。
だからこそ、男性に「別れよう」と言わせてしまったら最後。
女性からすればついうっかり軽はずみで口にした言葉でも、それをきっかけに本当に別れ話が進んでしまうこともあります。
彼との別れを考えていないなら、たとえ喧嘩をしても「別れよう」と口にするのはやめるようにしましょう。
「あの時は…」
一般的に、女性は男性よりも過去の出来事をよく覚えていると言われています。
物事を捉えるときに男性が「現在」を重視する一方、女性は時間の経過とともに出来事を把握しようとする傾向があります。
男性よりも女性のほうが誕生日や記念日にまめなことが多いのもそのためなんです。
記憶力がいいというのは男女の関係においてプラスに働くことももちろんありますが、2人のあいだで何か問題が起きたときには注意が必要。
彼と喧嘩をしたとき、思わず「あの時は…」と昔のことを引っ張り出してはいませんか?
女性からすれば今回の喧嘩のきっかけから過去の原因にまでさかのぼるのは簡単なことで、だからこそ今までのいろんな不満を芋づる式に思い出してしまうのは珍しいことではありません。
しかし、男性は目の前で起こっている問題を今この瞬間に解決しようとするため、なぜ女性がすでに解決したはずの過去の話を引っ張り出してくるのかが理解できないのです。
そのため、男性は今の喧嘩とはまったく関係のないことで彼女から責められているような気分になり、さらにイライラを募らせてしまいます。
たとえ女性にとっては理にかなっていることでも、喧嘩のときに過去の話を持ち出すのは2人のためにも避けた方がよさそうです。
学歴、収入、家族のこと
人には、今の自分ではどうしても変えられないことがあります。
それが、学歴や収入、家族のことです。
「高卒のくせに」、「そんなこと言うならもっと稼いだら」、「お義母さんもそういうとこあるよね」など、彼の行動や態度ではなく人格をそのまま否定してしまう言葉は、たとえ喧嘩であっても言うべきではありません。
努力をしても今すぐにはどうすることもできないことというのは、彼自身もコンプレックスに感じている部分かもしれません。
「背が低い」などの身体的特徴もそのひとつ。
弱いところも含めて自分のことを受け入れてくれていると信じていた彼女から言われるそのような言葉は、想像以上に男性を深く傷つけます。
喧嘩をして理性を失ったとき、相手の気持ちを考えずに普段は決して口に出さない辛辣な言葉を浴びせてしまってはいませんか?
自分が言われて嫌なことは相手にも言わないこと。
喧嘩における最低限のマナーは守りたいものですね。
まとめ:あなたが本当に言いたかったことは?
彼と喧嘩をしたときに別れを切り出してしまうのも、過去のことを蒸し返してしまうのも、相手を傷つける言葉を口にしてしまうのも、感情的になると思わずやってしまいがちなことです。
でも、勢いに任せてそうした言葉を吐き出す前に少し思い出してみてください。
本当に言いたかったことは、実は違う言葉なのではありませんか?
「○○と言われたのが悲しかった」、「もっと優しくしてほしかった」、「こんなふうに言ってほしかった」など、彼に知ってほしい本当の気持ちを上手く伝えられずにいるのではないでしょうか。
素直になることも、彼と上手に喧嘩をする秘訣です。
相手を傷つけない喧嘩と仲直りの繰り返しは、2人の絆をもっと深めてくれますよ。