今回は、真ん中っ子として育った女性に相応しいタイプを紹介します。
何番目の子として育ったかという『生まれ順』なんて、恋愛に関係するの?と思っている方。
家庭の中のポジションは、その人の思考や行動傾向に大きな影響を与えます。
血液型や星座よりも、兄弟姉妹の『上、真ん中、下』という観点で相性を見るべき!という意見はとても多いんですよ。
真ん中っ子に共通する特徴
今回は真ん中っ子の女子に注目していきますが、男子にも同じ傾向がありますので、彼氏が真ん中っ子という方もぜひ参考にしてみてください。
手が掛からない性格
子供を3人以上育てた母親は、口を揃えて「真ん中の子は、全く手が掛からなかった」と言います。
一方、上の子は頑固で大変だった、下の子は片時も目が離せなかったという話がセットで出てきます。
- 上と下はとにかく手が掛かる!
- 間に挟まれた中間子はいい子♡
…というのが、子供が3人以上いる家庭での常識になっています。
3人姉妹を主役にしたアニメがヒットしたことがありましたが、その中でも中間子はどれほど良い子なのかが、毎回描かれていました。
黙って順応するのが得意
真ん中っ子の男女が『良い子』と言われる理由は、ママたちが証言する具体的な行動傾向を読むとわかります。
真ん中っ子は両親を驚かせる
- 寝ているのかと思ったら、起きて静かに遊んでいた。
- 親が必死に寝かせてやらなくても、いつの間にか寝てくれる。
- 生後何ヵ月で歩き始めたか親が覚えていない(いつの間にか歩いていた)。
- 誰も教えていないのに、自転車に乗れるようになっていた。
- 泣きわめくことがほとんどない。
- 今日は大人しいな…と思ったら高熱が出ていた。
子供というのは、寝かせるときも起こすときも普通は手が掛かります。
ちょっとしたことでグズグズ言い、親をヘトヘトに疲れさせるのが子供…のはずですが、上と下に挟まれた中間子は、親の手をわずらわせることが極端に少ない傾向があります。
中間子は名フォロワー
今回のテーマは、真ん中っ子の女性と相性がいいのはどんなタイプ?という内容ですが、基本的に真ん中っ子女子は相手に合わせるのが得意です。
彼氏が『俺について来れば大丈夫』というタイプでも、『できれば彼女に引っ張ってもらいたい』というタイプでも、すんなり適応できてしまいます。
ちょうど良い空白のポジションを自分で見つけて、ちょこんと入ったり、足りない部分を補うなどの『フォロー』の名手なんです。
兄として育った彼氏には妹的な立場で関わり、弟や末っ子の彼氏に対してはお姉ちゃんっぽく振る舞えてしまいます。
また、真ん中っ子の女性&真ん中っ子の男性というペアでも問題はありません。
お互いに臨機応変に対応し合うふたりですので、上手くやっていきます。
ただ、どちらもまわりの状況を『様子見してから判断する』クセがありますので、物事を決めるのに少し時間が掛かることがあります。
旅行するにも休みを取るのにも、「いつ休むー?」「どこ行くー?」と話が長引く傾向があります。
環境によって作られる性格
生まれ順によってタイプに差が出るのは本当ですが、それは本人が生まれ持ったものではありません。
長男は「あなたはお兄ちゃんでしょ!」と言われるから、強くなろうとします。
末っ子は、「一番小さいんだから仕方ないよね」と言われて、甘え上手になったり、伸び伸びとした性格になっていきます。
人には持って生まれた性格ももちろんありますが、どのポジションで、家族から何を言われて育ったかによって、新たな性格が形成されていきます。
かまってもらえない
皆さんは、中間子はどうして良い子に育つケースが多いと思いますか?
実は兄弟姉妹のちょうど真ん中の子供は、親の目が届きにくいポジションにいるから、良い子になりやすいんです。
手を掛けてもらっていないから、手が掛からない子になったということですね。
親がかまってくれる機会が少ないと、子供はいつの間にか何でも出来る子になります。
親目線を少し紹介しておきます。
親から見て、一番上の子が経験することは、親にとってどれも初体験です。
自転車の練習も上の子が初。小学校に通うのも上の子が初。
だから親は上の子は注意深く神経質に育てる傾向があります。
そして、その脇でしょっちゅう転んで泣いている危なっかしい子供が末っ子です。
抱っこしたりなだめたり、親は大忙しです。
…結果、真ん中っ子は放置されてしまう。
というのが、3人以上子供がいる家庭の現状です。
試しに真ん中っ子の友達がまわりにいたら、親からこんなこと言われたことある?って訊いてみてください。
真ん中っ子がよく言われるセリフ
- 「あれっ。いないと思ったら、うちにいたんだね」
- 「いつの間に帰ってたの?」
- 「あなた、いつ歩き始めたんだっけ。お母さん、覚えてないわ」
恋愛では主役になりたい
真ん中っ子は、『良い子だし芯がしっかりしてそうだし、恋の相手に最適だな♪』という印象があるかと思います。
但し、まわりに見えている部分というのは、飽くまでも表面的な傾向です。
真ん中で育ってきた人は、大丈夫な顔をするクセがついています。
多少かまってもらえなくても、他の女性のように文句を言ったり落ち込んだ態度を見せることは少ないかも知れません。
しかし、内面では「かまってほしい」と思っていますし、寂しいと感じることも当然あります。
真ん中っ子が子供の頃から言われてきた内容を整理すると、以下のようになります。
- 家にいるのかいないのか、気づいてもらえない。
- 体調の悪さや機嫌の悪さに気づいてもらえない。
- いつの間にか何でも一人で出来るようになっている。
叱られる回数は圧倒的に少なかったかも知れませんが、何でもいつの間にか出来るようになっていたという印象しかなければ、褒めてもらえる機会も少なくなります。
でも、内面の寂しさや弱さに誰にも気づかれず、『放置されても平気』という人はいません。
本当は面倒も見てほしいし、自分に注目してほしいという欲求を持っているはずです。
恋人にとっては自分が主役でありたいし、心の中もちゃんと理解してほしい。
それが真ん中っ子の女性が恋愛相手に求めている本心です。
彼女が大丈夫な顔をしていても、放置しないようにしてあげたいですね。