女として生まれた私たちが、恋をする上で絶対に捨ててはいけないものがあります。
それは『女だ』という自覚です。
今回は『女を捨ててる』状態になった女性たちに注目します。
年齢が高くても、不美人であっても、モテている女性はたくさんいます。
その理由はやっぱり、本人が女である自分を捨てずに、大事に磨いているからです。
この機会に、自分が完全なるオヤジやおばさん的態度になっていないか見直してみませんか?
女の自覚が薄れていく女たち
女を捨ててるかどうかというのは、本人は意外と自覚できないものです。
本格的におばさん世代になり、「アハハ!私なんていいのよ。もうおばさんなんだから!」と開き直るまでは、案外みんな「私はフツーだし」って思っています。
けれどその一つ一つの言動をもし男性が見たとしたら…?
男性を幻滅させてしまう行為は数多く存在します。
本格的に捨てたとまではいかなくても、女の自覚がじわじわと無くなってしまうことはよくあります。
- 絶対に好きな人に出くわさない場所なら、すっぴんで歩ける。
- すっぴんどころか、寝ぐせ頭でも平気で近所を歩ける。
- 毛玉だらけの服を着て、ゴミ出しやスーパーに行くことがある。
自分を正当化して女を捨てる
女を捨ててる状態になりやすい女性は、「だって近所だし」「今日は仕事休みだし」という意味不明な理由づけをして、女をサボります。
だらしない格好で外に出る自分を『良し』としたいからですね。
本当は面倒臭いという以外の根拠なんてないのに、「お肌のために、たまにはすっぴんもいいのよ」と自分に言い聞かせたりします。
たまにテレビ中継のカメラにそういう女性、映りますよね。
「今日はこれからどこ行くんですか?」的なことをインタビューされ、「えー!ダメです。今日すっぴんなのにぃ!」って叫んでる人。
叫ばなきゃならないほど恥ずかしい素顔なら、なぜその顔で外に出たのか不思議です。
ラッキーチャンスを失っていく
あなたのオフモード、堕落しすぎてない?
「オフのときぐらい、別にいいでしょ」という安易な考えで女を捨ててる女性。
そんなふうに高をくくっていて、本当に良いんでしょうか。
何もやる気が出ないモードのまま、とりあえずお腹を満たすため買い出しに行ったら、そんなときに限って彼氏から「今近くにいるんだけど、どっかでコーヒーでも飲まない?」とお誘いの電話が…。
本来なら、意外なタイミングで連絡が来たら大喜びのはずなのに、毛玉だらけのセーターと靴下、ゆるゆるズボンにすっぴんという様相だと…即座にデートは無理ですね。
女をサボると彼氏をウェルカムできなくなる
彼氏がサプライズ好きな男性なら、思ってもみないタイミングにひょっこりケーキか何かを買ってくるかも知れません。
だらけまくっている最中に、彼からLINEメッセージ。
「うちに上がっていい?」「え!今どこ?!」「家の前にいる」…こんな素敵な出来事が、素敵じゃなくなってしまうのが、女を捨ててることの代償です。
「ちょっと待っててー!部屋片づけるから!」「部屋なんて片づけなくていいよ」「いや、無理だし!顔なんてほんとヤバいし!!」となります。
寒空の下に彼氏を30分も40分も待たせる?何て残念な女でしょう。
「すっぴん全然オッケーだよ」を間に受ける女
女としては、男からメイクやファッションのことをあれこれ指摘されたくないですよね。
その色はやめろとか、厚化粧すぎるとか、一体男に何がわかるのよって思いますよね。
では逆に、「すっぴんでも俺は全然平気だよ」とか、「ラフな服装で全然いいじゃん」って言われたときはどうですか?
そんなときだけ、「そうかそうか」と受け入れていませんか?
いや、ダメですからね。
どっちにしたって、男なんて女のメイクもファッションも詳しくわかってしゃべってるわけではないですから!
「あ、それ楽そうでいいな♪」と間に受けて、スエットにノーメイクで彼に会うのが当たり前になっちゃったら、女として終わってます。
「だって彼がいいって言ったんだもん」とお思いでしょうか。
でも男なんて、光り輝く女性が目の前に現れた瞬間、数秒でそっちに気が乗り移りますよ。
男は無意識に「女の見た目」を重視する
相思相愛の恋人同士は時に世界が見えなくなります。
多少すっぴんがイケてなかったとしても、「大丈夫。俺はこんなにも愛してる!ずっと素顔でも愛せるよ」ぐらいのことを平気で言えてしまいます。
恋の魔法にかかっているからですね。
でも男は、無意識のうちに裏で彼女を裏切ることがあります。
たとえ彼女を愛していても、キレイ系のお姉さんを見かけただけでときめいてしまうんです。
「あの女の人、ヤバくない?」「ヤバい、まじキレイ。格が違うよね」ってひそひそしゃべり始める男たち。
格が違うって誰と比べてるんでしょう。女を捨ててる自分の彼女と比較して言ってる?
気になる男性や好きな人、自分の彼氏が「俺は見た目なんて気にしない」などと言っても、それを鵜呑みにしているようでは、モテ女にはなれません。
いついかなる場面で男性の視野に入ってもいいように、どこかでバッタリ彼氏に遭遇してもいいように、それなりに身だしなみは整えておきたいですね。
いい女の定義
今回の記事を読み進めてきて、あなたは何度ぐらいドキっとしたでしょうか。
もしも「1度もなかったよ」という女性がいたならば、あなたはどこから見ても女であり、女としての自覚をしっかり持った女性です。
では、これを書いている筆者はどうなのかを念のために添えますと、筆者はどれもアウトにはなりません。
女に生まれた以上、女を思いきり楽しむ。
とりあえず高熱でも出さない限りは、外出する予定がなくても365日メイクをする。
そういう生活って、しんどそう、堅苦しいって思います?いえいえ、やってみると楽しいんです。
朝のゴミ出し一つでも、「どのサンダル履こうかな」「最近着てないワンピ着ようかな」って考えることから始めてみてください。
食べ物の買い出しに行くとき、「派手めTシャツ着て行ったら、店員さんびっくりするかな」とワクワクしてみましょう。
前向きな気分で行動していると、色んな人から声がかかるようになります。
「今日は派手なシャツ着てるね」と言われることもあれば、「いつも楽しそうだね」と言われることもあり、そしてきっと、「いつもキレイだよねぇ」って言ってくれる人も現れます。
そんなこと言ってくれるのは、もしかしたら中年のおばさんかも知れませんが…。
それでも誰かと笑顔で言葉を交わせる休日って、いいものだと思います。
行動を変えてみると、まわりの反応も変わってきます。
まわりの反応は、あなたの気分を変えてくれます。
素顔でボサボサ頭で買い物してるって、誰にも見られたくない意識のせいか、猫背だし、うつ向いていますよね。
話しかけないで!オーラバリバリで。
ありのままの自分というのは、ボロボロの自分?
髪を整えるのをサボり、男のような言葉遣いで話し、オヤジのようにあぐらをかく自分が、本当にありのままの私?
でもね…もしも毎日メイクするのが当たり前になったら。
もしも買い物ぐらいしか用事がなかったとしても、常にいつもそれなりにオシャレを楽しんでいたら…。
そしてそれが365日になったとき、『背筋を伸ばしてオシャレして、堂々と街を歩く自分』=ありのままのあなたってことになるんです。
若い女性の皆さまに声を大にして言いたいことがあります。
勝負パンツは、勝負が来るとわかっているときに履くのではありません。
いつどんな場面で勝負が来てもいいように、常に履いておくものです。
あなたが捨てるべきものは、よれよれの下着です。
女は絶対捨てないでください。