好きな人に『女』として接してきたつもりでも、相手がその通り受け取ってくれるとは限りません。
恋人になりたいという女性の切なる願いを、男性は『妹にしか見えない』という言葉で終わらせることがあります。
『妹のような存在だから付き合えない』という男性側の主張は、実社会でもドラマでもよく見かけます。
今回は、好きな人から妹にしか思えない的なセリフを言われてしまった女性のために、女として見てもらうにはどうすれば良いかを考えます。
男にとって『妹』と『友達』は便利な言葉
女性に対して、きっぱりと別れを告げるとか、付き合う気がないと言える男性の口からは、妹という言葉は出てきません。
でも、男性に『きつい言いかたはしたくない』という心理が働くと、何か別の表現を探しますね。
その慣用的な断り文句が、『妹のような存在』と『友達として大切にしていきたい』なのです。
『妹』『友達』は、相手に一線を引くのに便利な言葉。
「嫌い」でもなく、「魅力がない」でもなく、言いやすいセリフとして昔から愛用されています。
『妹』とは絶対に言われないタイプの女性は?
男性が女性に対して「妹みたいにしか感じない」と告げるとき、本当に妹のように感じているのかどうかはわかりません。
でも、妹という言葉がしっくり来ない相手に対し、男性がそのようなセリフを言うことはありません。
では、どうすれば妹のような存在ではなく、一人の女として見てもらえるのでしょうか。
ヒントは『妹扱いされていない女性』が持っています。
以下のような女性に対し、男性が妹という言葉を使うことはありません。
- 男性よりも年齢が上である。
- 正真正銘大人である。または大人っぽい。
- セクシーで色気がある。
- 男性経験が豊富である。
- 人生経験が豊富である。
- しっかりとしたライフプランや仕事観を持っている。
- 芯が強くまわりから頼れられている。
- 精神的に自立している。
- 経済的に自立している。
女として対等に見てもらう存在になること
彼が妹という言葉を選ぶ背景には、年下の女性である、昔からの幼馴染みである、職場などの上下関係であるなど、何らかの理由があります。
でも、よく考えてみると『だからダメ』という理由はどこにも見当たりません。
世間では、職場の上下関係でも幼馴染みでも、恋愛関係に発展していくケースはいくらでもあります。
彼から一人の女性として、対等に見てもらえるようになるには、妹扱いされていない女性が持つ、大人な部分を取り入れる努力が必要です。
もちろん、先に述べた9項目は一朝一夕で手に入れられるものではありません。
でも、少しずつ自分に変化をもたらすことはできます。
突然ライフプランや仕事観を確立するのは無理でも、自分なりの生き方や働きかたを考えることはできます。
自分はセクシーとは無縁と決めつけず、服装やメイクを少し変えるとか、立居振る舞いを大人っぽくするだけでも印象は変わります。
妹のようだけど『女』としても魅力的になる
ここでは、「妹にしか思えない」と言われた女性たちの魅力に迫っていきます。
子供の頃からしっかり者で通ってきた女性は、年上の男性からも「妹みたい」と言われることがありません。
妹という表現は、男性から見て可愛いと感じる部分を持っているからこそ、言われる機会があるのです。
可愛さ、はかなげな雰囲気、頼りなさ、末っ子の甘えん坊気質などは、実は女性の武器にもなります。
若い頃から姐さん女房的で、しっかり者と言われてきた女性が持ち合わせていない魅力ですね。
また、幼さや可愛さというものは、結婚してから必ず生きてきます。
ある一定の年齢を超えると、多くの女性は見事に図々しくなり、強くて怖い存在になっていくものですが、元から可愛い女性は可愛いまま年を取ります。
家庭で強い妻の顔色をうかがいながら生活している既婚者男性からは、「お前の奥さん、可愛くていいよな…」という言葉が漏れ聞こえてくるようになります。
若いときにはちょっと物足りなかった可愛い女子は、可愛いアラサー、可愛いアラフォーになり、その後も可愛く年を取っていきます。
その個性、絶対に大事にしてくださいね。
可愛さという個性をそのまま出しながら、それでも大人の女として見てもらえる、そんな女性を目指すことが最もあなたらしい選択になるのではないでしょうか。
以下、男性から大人の女性として認めてもらうための方法を挙げます。
- 男性が持ち合わせていない『母性』で彼を包み込み、大人な部分を感じてもらう。
- 女性の先輩や有名人の中から、『目指したい像』を1人見つけて見習う。
- 男性の苦手分野である、炊事・洗濯・家事全般が全部できる女性になる。
- 人生経験を積み、話していて面白い女性になる。
てっとり早く大人アピールするなら、男がぐらっとくるセクシー系へと見た目チェンジを図る方法もあります。
でも、あなたの可愛さをそのまま生かすのであれば、変化を起こすのはやっぱり行動面や中身です。
話していて面白い、母性が柔らかな大人感をかもし出している、男ができないことをテキパキとこなす。
そんな女性になれば、彼が妹にしか見えないと感じるはずはありませんね。
まとめ
失恋の後は、自分のどこがダメなのかという点に、知らず知らずのうちに目がいってしまいます。
自分を見つめ直すのは良いことですが、自分の個性や魅力はどこにあるのかという視点は持ち続けておきましょう。
自分を変えるとか、成長するというのは、まるで別人になることはありません。
元々持っている自分らしさはしっかりと中心に据えておくこと。
その上で、どんなモデルチェンジができるかを考えるのが自己変革です。