ステキに見えるカップルって、わりと似た者同士だったりしませんか?
顔の雰囲気が似ているだけで、並んだ時もバランスが取れてとってもお似合いに見えます。
性格や考え方も、似ているというだけで「さすが相性バッチリだね!」と言いたくなっちゃいますよね。
こんな似た者同士カップルが結婚しやすいというのもわかる気がします。
ただ、一方では離婚率が高いなんて声も。
今回は、「似た者同士の男女の結婚」をテーマに考えていきましょう。
家庭環境が似ていると価値観が近くて暮らしやすい
育ってきた家庭環境が似ていると、生活習慣や金銭感覚などがわりと似る傾向にあります。
例えば、ズボラでガサツな親の元に育つと、食事のマナーや家事の進め方などがちょっと雑。
時間もルーズだし、お金の使い方もいい加減だったりしますよね。
だから、しっかりとした家庭で育ったパートナーとはなかなかウマが合いません。
2人が似た者同士なら何の問題もないんです。
几帳面同士なら、決めたルールを守ってもらえずイライラするということもない。
いい加減同士なら気を使わずに済むし、「なるようになる」の精神なのでお互いプレッシャーもなし!
こんな居心地のいい関係が続けば、「結婚してもいいかな♡」となっていくのは当然です。
自分自身と顔や体格が似ているだけで親近感が湧く
顔や体格が似ている男女は、コンプレックスやプライドに邪魔されず、相手を受け入れることができます。
イマイチな顔も、太った体格も、お互い同じなら親近感が湧いてきますよね。
それまではコンプレックスでしかなかったのに、パートナーと出会ったおかげで感じ方が変わります。
顔や体格に自信がある人も同じです。
プライドが高いと、相手もなかなかの容姿の人じゃないと認めることができません。
しかし、似た者同士の美男美女なら、「自分に相応しい相手だ!」と胸を張っていられます。
だから、「結婚するならこの人かな」と自然と思えるんです。
似た者同士は周りからも「お似合いだね」なんて言われるので、ますますその気にさせられてしまいます。
仕事が似ていると苦労を分かり合えてほっとできる
仕事が似ている男女はわりとうまくいきます。
忙しくても、相手も似た仕事をしている人ならその苦労がわかり、無駄にわがままなんか言いません。
優しい言葉で慰めてあげたり、「今が踏ん張り時だね!」と励ましてあげることもできます。
おかげで相手は素直でいられるし、弱音も吐けてほっとできるんです。
そんな様子を見ると自分自身も嬉しくて、もっと優しく受け入れてあげたくなる…。
似た者同士が結婚しやすいのは、こんな風に二人の仲を仕事に邪魔されずに済むからです。
ラブラブなら駄々をこねて甘えたくなる時もあります。
でも、心の中ではちゃんと仕事を理解できているから余裕もあり、相手にもそれが伝わっているので変にこじれたりしません。
似た者同士は夫や妻になりたいタイミングが一緒!
似た者同士なら、いつ頃結婚し、子供は何人くらいほしいかという将来の家族設計も似ているはずです。
だから、「結婚するなら今だ!」と勢いで決めてしまうこともできます。
結婚は、躊躇ったりどちらか一方が冷めているとなかなか勢いに乗れません。
似た者同士ならそんな心配はなく、燃え上がったのと同時に決断できるので結婚が近いというわけです。
ただ、「似た者同士の男女は離婚率が高い」なんて言われるのも、こんなところが原因かもしれませんね。
燃え上がるタイミングは同じだけど、冷める早さや時期も似ているんですから。
似た者同士で結婚する時は、こんな危険性もあるということを頭に入れておくべきでしょう。
喧嘩のスタイルも似ているから長引かない
似た者同士は喧嘩のスタイルもそっくり!
怒った時は口をききたくないタイプの2人は、気持ちが落ち着くまで黙り、冷静さを取り戻そうとします。
だから、無駄な言い合いをすることなく仲直りがうまくいきます。
一方で、とことん意見をぶつけ合ってスッキリしたいカップルもいますよね。
片方がこのタイプだと、パートナーがだんまりを決め込むのは納得がいきません。
似た者同士の良さは、喧嘩のスタイルが似ているおかげでトラブルが悪化せず、長引かないことです。
それなら結婚を考える日が来てもおかしくありませんね。
似た者同士の結婚は楽チンだけど油断しちゃダメ!
似た者同士の男女が結婚しやすいのは、一緒にいてとにかく楽チンだから!
価値観の不一致や仕事の忙しさで揉めることも少ないし、結婚したいタイミングも似ているので迷う前に決断できます。
でも、分かり合える相手だからといって油断してはダメ。
図々しくなってしまったら、パートナーの気持ちもどんどん離れていってしまいます。
似た者同士の良さを生かし、認め合い、慰め合える仲睦まじい2人でいたいですね。
そのためには、似た者同士ということに甘えすぎず、その時々の相手をしっかり感じて受け止めてあげてください。