好きな男性に尽くしている自信があると、女性はどうしても見返りを求めたくなってしまいます。
しかし、彼と上手く付き合うには『見返りを求めない』ことが大切。
期待しなければしてもらえた時の喜びも倍増するし、思った通りのリアクションじゃなくてもがっかりしたりしません。
それに、そもそも見返り狙いで一緒にいるわけでもありませんよね。
見返りを求めなくても満足できる付き合い方とは?
一緒に考えていきましょう。
優しさや愛情をお金で換算しないこと
男性に貢ぐと、同じ金額程度の見返りを求めたくなってしまいます。
3万円のプレゼントを買ってあげたのに、彼からのお返しが数千円相当のものじゃ納得がいきません。
でも、プレゼントの価値は金額で決まるわけじゃないし、お金をかけた分だけ愛情が深いわけでもないはず。
それがわかっているなら、最初から見返りを求めないことです。
なぜなら、不満は顔や態度に出てしまうから!
せっかく彼が選んでくれたのに、露骨に「安物か…」という顔をしてしまうのはかわいそうです。
大切に扱うことができなかったり、あからさまにイラついた態度で接してしまってもムードはぶち壊し。
お金ばっかりのイヤな女に思われてしまいますよ。
仕事の都合がどうにもならない苦しさは彼も同じ
デートがしたいなら仕事の都合をつけること!
それは、社会人カップルの試練のひとつです。
休日が合わない時は有休を取ったり、早めに上がって仕事終わりにデートができたら最高ですね。
しかし、どうしても仕事が残っていたり、他の社員と休みたい日がかぶってしまい、有休が取れないなんてこともあるでしょう。
そんな時、甘えん坊の女性ならふてくされてしまうかもしれません。
「私は必死に都合をつけようとしているのに、彼はいまいち頑張ってくれない!」なんて。
でもね、自分にもどうにもならない時があるように、彼にだってどうにもできずに苦しい日があるんです。
仕事を頑張ってこそ男という気持ちもあるから、恋愛中心というわけにもいかないし…。
仕事の都合がつかずに寂しい時は、その寂しさを一緒に噛み締めて愛情を確かめ合いましょう。
ボランティアのような広い心で余裕をもって接してみて
どうしても彼に見返りを求めてしまうなら、ボランティアのような広い心で余裕をもってみて。
ボランティアの人って、してあげたことに対して見返りを求めないですよね。
思わずやってあげたくなり、やった後は相手がどうであれ満足できてしまうのがボランティア精神です。
恋愛も同じ考えでいられたら、いちいち相手の反応にイライラしたり傷つくこともありません。
男性は鈍い人も多いので、そもそも見返りを求めたって無駄に終わることも多いんです。
だから、自分の中で満足できるハッピーな恋を楽しみましょう!
好意を感じられたらそれで十分!欲張ると疲れちゃう
彼と上手く付き合うコツは、「好意を感じられたらそれで十分」と思うことです。
どの程度与えてくれるかは、その時の彼の気分や向こうの状況にもよりますよね。
例えば、「好きって言って!」とお願いしても、気になることがあってそんな気分じゃない時もあります。
いくらこちらが好き好き言っても、同じように返してくれないこともあるってこと。
人前ではイチャイチャしたくない男性も多いし、クールな男性ならどんな時だってツレない感じです。
欲張ると思い通りにいかなくて疲れてしまいますが、見返りを求めないだけでそんなこともなくなり、気持ちが楽になります。
好きって言ってくれなくても、真っ赤な顔で嬉しそうに照れている彼を見られたら十分じゃないですか?
夫は大きな子供?!そう思えたら可愛らしくなるかも
結婚したら、男性は気が利かなくなることが多いと言います。
「釣った魚にエサはやらない」というやつです。
女性は母親のように世話をして一層尽くすのに、男性は子供みたいに甘えるだけ。
それじゃ割に合いませんよね。
でも、夫を男として見る時間を限定し、「大きな子供なんだ」と思えたら気持ちは違ってきます。
見返りを求めないようにすれば、過剰に尽くしすぎて自分だけがイライラすることもなくなる。
「世話するしかない子供なんだ」と思っちゃえば可愛らしくも見えてきます。
夫が甘えてくれるのは、それだけ妻を信頼し、心を許しているからこそ。
それも愛情の一部なんだと考え方を変えてみましょう。
『見返りを求めない』と『全く期待しない』は別
彼と上手く付き合うために、『見返りを求めない』でいられたら自分も楽になれます。
見返りを求めると小さなケンカも増えるし、相手に合わせてこちらの出方まで変わってしまうようになりますからね。
その結果、二人の愛が冷めてしまってはいけません。
ただ、間違えてはいけないのは、『全く期待しない』のとは違うということです。
対等じゃなくてもいいし、別の形でもいい。
思った通りじゃなくたって、「何らかの形で愛情を示してくれたらOK」という気持ちでその瞬間を待ちましょう。