気になる彼や片思い中の彼に、『あえて恋愛相談をする』という近づき方があります。
でも心配なのは、他の男のことが好きだと思われる点。
真面目にアドバイスしてくれる彼のことを、何だか騙しているようで胸が痛むという問題も出てきます。
異性に恋愛について相談するというのは、心理的距離を縮めるには効果的です。
しかし留意点を知っておかなければ、相談者を恋人にするのは難しいですよ。
1対1の関係になれる
片思い中の彼が恋愛相談を受けるようになってくれた場合、あなたと彼は、男友達や職場の男性などとは比べものにならないくらい近い関係になります。
相談は他の人たちの前でするものではないですね。
つまり、恋愛相談をすることによって、意中の彼と『個人的に結びつく』ことができるのです。
相談というのは1対1でするものなので、飲み会のときについでに話をするということにはなりません。
ふたりで時間を取りどこかで会うか、電話やLINEなどを通して接点を持つか、何らかの方法でふたりだけで会話をするシチュエーションを持つ必要があります。
どうすれば好きな人と深いつながりを持てるのか悩む女性でも、『相談』という大義名分があれば、大きな一歩を踏み出せます。
接点が多い
いくら好きな人と接点を持ちたいからといって、用事もないのに連絡するというのは気が引けるもの。
恋愛相談という用件があれば、堂々と連絡することが可能になります。
また、基本的に相談というのは1回きりで終わるものではなく、解決または納得するまで何度も話を重ねていくのが普通ですね。
彼との接点は必然的に増えていきますので、彼にとってあなたは近い存在になり、恋のチャンスを引き寄せることができます。
ふたりの居住地がどこかということにもよりますが、もしも気楽に待ち合わせができるような場所に住んでいるなら、相談のときに会うことも可能になります。
一体感が生まれる
恋人同士は別として、普通は特定の異性と密に連絡を取り合う機会というのはそんなには持っていないものです。
恋愛相談をするようになると、まるで恋人のような頻度でLINEを送り合うようになったり、一緒に食事をするといったようなチャンスにも恵まれやすくなります。
そして気がつけば、お互いに『自分に一番近い人』という感覚を持つようになります。
また、相談する人&アドバイスする人には、悩みを解決したいという『共通の目標』がありますので、ふたりだけの一体感が持てます。
普段から接点を多く持っていると、話は恋愛だけに止まらなくなる可能性もありますね。
世間話や仕事のこと、今日食べた物など、あらゆる話題が出てくるようになれば、段々と価値観が似てくるというのも一つの特徴です。
中には、人生のことや結婚観にまで話が至る場合もあり、うまく気持ち合わせができれば、彼を「この人とは相性が合う」とか「この人と付き合ったら楽しいだろうな」と思わせることにつながります。
ただの相談相手で終わらせない
恋愛相談だけではダメ
一度、「私には好きな人がいる」という切り口で相談を持ちかけると、相談相手と自分の関係をどうやって恋愛関係に変化させるかという問題を抱えることになります。
本当に相談だけを繰り返していれば、彼も純粋に応援しようという気持ちしか持てないという結果に終わります。
特に相手の男性が真面目な性格の場合、女性が好きな人と上手くいくことだけを本気で願い、自分自身が恋愛対象者になるなんて全く想像しないまま終わってしまいます。
自分のことを知ってもらう努力をする
前の項目でも少し触れましたが、恋愛相談をきっかけにしながら、日々の生活のことや仕事のことなどを幅広く話すようにすると、相互理解が深まります。
色んな話をするということは、あなたの性格の色んな面を見せるということになりますので、彼は自分との共通点や共感できる部分を見つけやすくなります。
彼の彼女になるための一工夫
前の項目で紹介した通り、彼を振り向かせるためには恋愛相談だけを続けるのではなく、色んな部分に気づいてもらえるように会話を広げることが大切です。
ただ、ここで難しいのは、彼にどうやって『女』を感じさせていくかという点です。
恋愛以外のことを彼にいくら伝えても、相談者とアドバイザーのような関係が一度出来上がってしまうと、なかなかお互いの雰囲気というものが崩せなくなります。
心理的に近い距離にある彼の気持ちを完全に引き寄せるためには、相手に頼るという関係から、『お互いに頼り合う関係』に変えていくのが有効的です。
悩みを一方的に聞いてもらうのではなく、双方向に悩みを相談し合う関係にしていくことで、彼はあなたの中にある優しさや頼もしさ、母性や可愛さなど、様々な『女としての魅力』に触れる機会を得ます。
人は、自分の本音や弱さを受け止めてくれる人のことを特別な人だと感じます。
ふたりで会話しているときは、彼が何か悩みを抱えていないか、疲れていないか、仕事はうまくいっているのかということに対するアンテナを高く上げ、質問しながら彼の現状を掴むようにしましょう。