男と女は互いに惹かれ合うくせに、いつ破局を迎えるかわからないという危うさも抱えています。
イライラしたり、信用できなくなったり…。
今回は、彼の方から「もういい」と切り出されたときの対処法を紹介します。
別れを予感させるセリフを口にした彼のことを、何とか食い止める方法を見つけ出しましょう。
男と女とでは、言葉の使い方が違う
恋人に思いが伝わらず言い争いになったとき、相手に「もういい!」と言い放つのは女性の方が多いという印象がありますね。
女性が感情的になると使う言葉
- 「もういい!」
- 「知らない!」
- 「帰る!」
- 「嫌い(大嫌い)!」
女性は自分の感情と正反対の言葉で恋人を攻撃することがあります。
好きなのに「嫌い」と言ったり、本当は解決したいのに「もういい」「知らない」と言ってしまったり。
彼と仲良くしたいという気持ちがあればあるほど、理想と現実の違いが悲しくなり、「もういい!帰る!」などの言葉が出てしまいます。
女性であれば心当たりがあるのではないでしょうか。
別れの予感
男性の場合は、相手を拒絶するような言葉を感情まかせで使うことはほとんどありません。
彼が短気でキレやすい性格の場合は別として、男性は一般的に感情より理論で言葉を選ぶ傾向が強いからです。
彼が「もういい」と言ったときは、よほど腹が煮えくり返ったか、彼女との関係に疲れ切ったと捉えるのが適切です。
彼が「もういい」と言ったときというのは、本当にもういいよ…という気持ちで発信されたものだと解釈する必要があります。
彼が「もういい」と言った理由
彼を「もういい」という心理状態にまで追い込んだものは何か。
別れを阻止するためには、彼の本意を掴む必要があります。
彼は何に対して「もういい」と感じたのかを考えてみましょう。
- 喧嘩が多すぎて、『話し合い』が嫌になった。
- 彼女が『言うことを聞いてくれない』ことに対し、「もういい」と引き下がった。
- 明日も朝から仕事だし、とりあえず『今日のところは』引き上げたいと思った。
- 彼女と『付き合っていくこと』に疲れ、別れたくなった。
彼が「もういい」という言葉を発したときのことを思い出してみてください。
「もういい」の言葉が出るまでに、彼はあなたにどんなことを訴えていたでしょうか。
「もういい」に対処する4つのコツ
「もういい」や「勝手にしろ」など、相手を拒絶する言葉の奥にある思いは、その前のセリフに必ず表れます。
男性がよく使うセリフごとに対処のコツを紹介します。
「怒ってばっかじゃん」「すぐ泣くじゃん」
好きな人との言い争いは、できれば避けたいものですよね。
すぐに泣いたり怒ったりする彼女を持つと、男性は話し合いや喧嘩ばかりの関係に疲れてきます。
感情的な彼女に対する男性心理
- もうちょっと平常心でいてくれないかな…。
- 俺のことを信用してほしい。
- 細かいことを色々言わないでほしい。
喧嘩の頻発は別れの原因になります。
でもその奥には、彼女には楽しくいてもらいたい、笑顔でいてほしいなどの『期待』もあります。
険悪な雰囲気が続けばふたりは破綻しますが、彼女の態度が改善されれば関係を修復することは可能です。
感情的になりやすい女性の改善ポイント
- たまにすねたり泣いたりすることはあっても、基本は笑顔で接する
- 彼氏を疑わない
- 彼氏の行動に対して、細かな文句を言わない
「全然、人の話聞いてないじゃん」
気が強い女性や自己主張が強い女性の場合、自分が話すことが先行し、彼氏の言っていることを聞いているようで聞いていない状態になりがちです。
ふたりが和気あいあいとしているときは「全然、俺の話覚えてないんだな」と言って、笑い話で終わらせることもできますが、ひとたび言い争いが始まると完全な対立関係になります。
またこのタイプの女性は「人の話聞いてないじゃん」「前にも説明したじゃん」などと言われると「じゃあ、もう1回説明してよ!」など、挑戦的な口調になりやすく、火に油を注ぐことになります。
男と対立しやすい女性が意識すべきこと
- 彼が話しているときに、自分は次に何を言おうということを考えないようにする。
- ストレートすぎる表現は避ける。
- 「聞き上手」になり、包容力で彼をコントロールする。
「今週は忙しいって言ったよね?」
彼が忙しいのはわかってる。最近寝不足だというのも知ってる。
だけど相手にしてほしい…。
やたら彼とつながりたがる構ってちゃんタイプの彼女は、相手にしてほしい気持ちで一杯になりがちです。
でも彼氏の体は一つしかありません。
ずっと彼女の要求に応えていれば身がもたなくなります。
寂しがり屋の女性が改善すべきこと
- 忙しい人にとって電話は大きなストレスになるので、電話はしない。
- 相手が忙しいときは、応援メッセージ以外送らない。
- 返信が来ないときは、「彼は一生懸命頑張っている」と思ってあげる。
沈黙&ため息
男も女も相手に嫌気がさしてくると、何も言いたくなくなり、沈黙やため息が多くなります。
特に言いたいことはない、どうせ言っても無駄という結論が思考にストップをかけてしまうからです。
この段階までくると、別れを阻止するのは非常に難しくなります。
少し時間を置いて話をする機会をもらうか、距離を置くなどの対処が必要となります。
付き合ってきた男女間には『情』がありますので、少し離れると「また会いたい」「やっぱり好き」という気持ちになることがあります。
少しそっとしておいて、冷静になってから落ち着いて話をするようにするのが得策です。
毎日少しずつ彼を傷つけていない?
- 疑う
- 監視する
- いろいろ要求する
- 責める
恋人と向き合うというのは、相手を無理に変えることではありません。
彼女に叱られたり泣かれたりすることが多いと、彼は『彼らしさ』を失っていきます。
- 電話に出てくれない。
- LINEの返信が遅い。
- 彼の態度が冷たい気がする。
思い通りに彼とコミュニケーションが取れないときでも、『お互いを信頼する気持ち』が揺らがないカップルは、心でつながっていられます。
逆に、彼女から不安や不満を聞かされている彼氏というは、毎日のように傷つきます。
- 俺、何も悪いことしてないのに。
- なんでそんなに怒るんだろう。
- もうちょっと信じてほしい。
世の中には包容力のある女性がたくさんいます。
好きな人に対していつも笑顔で接する女性もたくさんいます。
彼の心を大切にしてあげないと、他の女性に取られてしまいますよ。