結婚は一生に関わることだから、慎重に判断したいですよね。
でも考えれば考えるほど、理想と現実のあいだで揺れてしまうもの。
「妥協しちゃダメ」「妥協も大切」ってどっちなの!?
本当に妥協してもいい点と、譲っちゃダメなポイントを解説します!
「妥協も大切」ってこういう点
ルックス
妥協点として、真っ先に思い浮かぶのがルックスではないでしょうか。
中身が大切とは言っても、容姿だっていいに越したことはありませんよね。
ですが、ルックスをパートナーの条件にしてしまうと、相手探しはかなり難航します。
もちろん、生理的に受け付けないレベルまで我慢する必要はありません。
毎日顔を合わせる訳ですから、隣にいて気持ちよく過ごせるかどうかは大切なことです。
好みのルックスでなくても、人として印象がいいと感じられる人を選ぶようにしましょう。
学歴や職業
立派な経歴を持っていることは、それだけで社会的な地位や信用に繋がります。
しかし、夫の肩書きが結婚生活のプラスになることはそれほど多くありません。
どんな経歴を持っているかよりも、これからどんな選択するかの方がずっと大切です。
パートナーの過去で判断するのではなく、よりよい未来を築くために共に考えましょう。
ただし、過ごしてきた環境は、人格や価値観にも大きな影響を及ぼします。
彼が今までの経歴から何を身につけてきたのかは、人となりを知る上で重要なことです。
ときめかない
いい人だけど、恋のときめきは感じられないなんてこと、ありますよね。
実はその物足りなさは、結婚においては妥協してもいいポイントなのです。
ラブラブな二人でも、結婚生活が長くなるうちに、自然とドキドキは薄れていくものです。
その時、恋愛のときめきを差し引いても、一緒にいて心地いいと感じるかが鍵となります。
「恋愛と結婚は別」とよく言われますが、夫婦はときめきよりも信頼が大切なのです。
キュンとしなくても、お互いに居心地のいい関係が築ける相手を選びましょう。
ココは譲れない!妥協しちゃダメな点
価値観が合うかどうか
完全に同じ考えを持つ人間はいないので、違いを認め合うことは大切です。
しかし結婚するということは、人生を共にし、日々一緒に生活していくということ。
最低限のモラルや常識、人生観が合わないと、お互い一緒にいるのが辛くなります。
好きなものよりも、嫌なことや我慢できないことが合っているかを重視してください。
ピッタリとはいかなくても、基本的な感覚が合っていれば十分相性がいいと言えます。
結婚をきっかけに相手が変わることを期待しているなら、残念ながら先行きは厳しいかも。
年収、金銭感覚
職業にはこだわらなくてもいいけれど、収入と支出はしっかりチェックしましょう。
経済力は生活水準に直結するため、絶対に妥協できないポイントです。
欲を言えばきりがありませんが、「どこまで節約できるか」自分にとっての最低水準は理解しておくべきです。
金銭感覚はそうそう変わらないので、普段お金の遣い方に違和感がある人はやめましょう。
結婚したら誰が家計を管理するかなども、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
同じ未来を見ているか
結婚はゴールなんて言いますが、実際には二人の新たな生活のスタートです。
その先ずっと共に過ごしていく訳ですから、未来のビジョンを共有することは不可欠です。
人生のさまざまな選択について、お互いの考えを確認しておく必要があるでしょう。
結婚後の仕事、親との同居、子供についてなど、どれも二人の人生を左右することです。
お互いどんな未来像を描いているか話し合うことで、相手への理解も深まるはず。
意見が違っても、思いやりを持って話し合える相手かどうかも譲れないポイントです。
上手な妥協がハッピーな結婚に繋がる
妥協していい点・ダメな点を紹介してきましたが、行動に移すのは難しいですよね。
いざ妥協すると決めても、折り合いのつけどころが分からないという方もいるはず。
そこで、気持ちよく妥協するためのコツをお伝えしようと思います。
- 優先順位をつける
- 最低限のラインを決める
- 白黒ハッキリつけない
まず、自分の中にある理想の条件を書き出してみましょう。
書き出した条件すべてに、優先順位をつけていってください。
それぞれの条件について最低基準を確認しましょう。(年収なら「最低○○万円以上」など。)
あなた自身、どこまで妥協できるのか明確な基準を知っておくのが大切です。
その上で、いざ迷った時に「セーフ」「アウト」と頭から決めつけないのが妥協のコツです。
白黒つけてしまうのではなく「ここはダメだけど、長所があるから補えるかも」「もう少しハードル下げてみようかな」と柔軟に考えるようにしてください。
条件はあくまで選びやすくする一つの手段で、あなたの判断を縛るものではありません。
まとめ
理想をあげればキリがないけど、妥協で結婚するというのもなんだか寂しく聞こえますね。
そもそも、結婚は生身の人間がするものなので、完璧じゃないのは当たり前のこと。
不完全な二人が共に支えあっていくために、どこかで折り合いをつける必要があるのです。
それは妥協というよりも、「思いやり」「歩み寄り」と言うべきものかもしれません。
あなたにとって後悔のない結婚をするために、ぜひ参考にしてみてくださいね!