LINEはほとんど放置状態。電話をかけてもめんどくさそうな声で話す彼。
最近は喧嘩にさえならないほど、会話らしい会話をしていない…。
冷めた彼氏の態度の奥には、どんな気持ちがあるのでしょうか。
今回は、冷めた彼氏の本当の気持ちが知りたいという女性のために、彼の態度や行動の奥にある男性心理を解説していきます。
向き合うからこそ喧嘩になる
付き合って日が浅い男女というのは、お互いの表情や態度に敏感です。
小さな言葉が胸に引っかかり、「それってどういう意味?」「何でそういう言い方をするの?」と一つ一つ聞き返したくなります。
いちいち問い正されるというのは、お互いにとってストレスになります。
でも、聞かずにはいられない・言わずに通せないという心境になるのは、そこに愛があるからですね。
愛する気持ちがあるから必死で向き合うということです。
喧嘩するほど仲が良いという言葉の通り、恋人同士が時に喧嘩になるのはお互いのことが好きだからです。
喧嘩すらしない男女関係
好きという気持ちがあって付き合っているはずなのに、喧嘩さえしなくなる男女関係もあります。
よくあるのは、別に相性が悪いわけではないけど、長く一緒にいすぎて喧嘩するネタがなくなったという関係です。
いわゆる『マンネリ』ですね。
そしてもう一つは、愛情が完全に冷めた男女関係です。
- 向き合うのがめんどくさい
- 喧嘩するのもめんどくさい
- 別に彼女(彼氏)に対して、ムカつくほどの感情も沸いてこない
喧嘩というのは、普通の話し合いとは違って『怒り』をぶちまける向き合い方です。
怒りという感情は非常に大きなエネルギーを使います。
自分自身のことや自分の考えというものを相手に理解させてやろうという強い心がなければ、そのようなエネルギーは沸いてこなくなります。
仕事優先で隙がない
仕事が忙しいために冷めた態度になる彼氏も大勢います。
「仕事」と言えば、彼女を相手にしない自分を正当化できると考える男たち。
- 明日も仕事が早いから、そろそろ寝る
- 仕事が忙しいからLINEする余裕なんてない
- もうちょっと仕事が暇にならないと、会うのは無理
男は、「私と仕事、どっちの方が大事なの?」と迫ってくる女性のことを馬鹿にします。
「何でそんなことを比べたがるわけ?」と言い返してきます。
でも女から言わせれば、年末や期末の忙しさが1年中続くわけじゃあるまいし、私のために時間を作れないの?と思いますね。
第一、女性はかなり過酷な仕事状況の中でも、恋人にちゃんと連絡するし、疲れていても食事デートくらいはいつでも行きます。
多忙な日が続いたからといって、家と職場の往復しかできない毎日になるなんて寂しすぎますね。
「自分の時間も仕事もコントロールできないなんて、大した男じゃないんじゃない…?」
そんな疑問が浮かんできたら、それはきっと正解です。
彼とあなたを比べたとき、あなたの方が大人で、あなたの方がセルフコントロール能力が高ければ、仕事を理由に冷たくする彼氏に疑問を感じるようになります。
そんなあなたを満足させてくれる男性は、溢れるほど仕事を抱えていても、恋人との時間をしっかり取れる懐の大きい男性でしょう。
出来る男は、仕事が忙しいときこそ彼女にコンタクトを取り、彼女の愛情を感じることで、また仕事も頑張ります。
もしも「仕事が忙しいから、恋人と向き合うのは無理」という考えが正論だったとしたら、世界を飛び回るスターや、1日数時間しか睡眠が取れない多忙な男女は恋愛ができないということになります。
でも実際は、思いきり忙しい人たちこそ恋も充実させていますね。
目は嘘をつかない
彼氏の心が冷めたかどうかは、彼が話している内容以上に『目』に表れます。
男には多少ぶっきらぼうな面がありますので、口では「うるさいなぁ」「わかった、わかった」などと言っても、彼女のことが好きなら目に愛情が表れます。
逆に愛情が冷めている彼氏は、彼女を見る目が冷たくなります。
さらに気持ちが冷めてくると、目をそらすようになります。
あなたを愛しているかどうかは、目を見ればわかります。
どっちでもいい
冷めた彼氏が近づき難い態度を続けている間、彼女の心はずっと揺れ動きます。
別れ話をしてこなければ、「やっぱり私のことが好きなのかな…」「少しは愛情を感じてくれているのかな…」という期待も持ってしまいます。
優しい態度も見せないし、連絡もしてこない。
だけど別れようとも言ってこない。
そんな冷めた彼氏の態度の奥には、「別にどっちでもいい」という気持ちがあります。
- 行動を起こしてまで、別れ話をするほどでもない
- とりあえずこのままでいいんじゃない?
- 自然消滅しても別にいい
今のところ、別れたいと思うほどの決定打はまだないのでしょう。
それなら付き合ったままでも別にいい。
でも、だからといってふたりの関係を良い方に向けていくために努力する気もないという、どっち付かずの心理になっているのが今の状態だといえます。
どっち付かずということになれば、あなたの頑張り方次第でもう一度仲良くなれる可能性はあります。
ただ、気持ちが冷めてしまった彼には、追いかけるという方法が通用しません。
「別にどっちでもいい」という心境の男性を振り向かせるのは、新しく出会った男性の心を射止めるよりも難しいことです。
冷めた彼氏との関係修復をするよりも、他の誰かと恋に落ちる方が幸せへの近道になるかも知れません。