付き合いが長いカップルは、ある時マンネリ化し始めた自分達に気づきます。
最初の頃は見つめ合うだけでドキドキしていた2人。
でも今は、何かをしながらの事務的な会話ばかりで、目を合わせることすら減ってしまった。
これってまさに「倦怠期」なのではないでしょうか?
楽チンだけどどこか寂しい。
「このままで大丈夫?」と不安になってしまう…。
そんな倦怠期を乗り越え、マンネリ別れを防ぐための対処法を考えていきましょう。
デートはひとつでも新しい何かを取り入れよう
付き合いたての頃の彼は、デートプランもいつも手探りで、正直イマイチな時もありました。
「ここに連れて行ったら喜んでくれるかな?」
「あの子が喜ぶプレゼントって何だろう?」
そうやって必死に企画してくれるものの、付き合いが浅いせいか、好みや希望通りとはいきませんでしたね。
でも、一生懸命なのが嬉しくて、予想と違う刺激や楽しさもありました。
それが今はどうでしょうか。
彼はすっかりこちらの好みを知り尽くしてしまい、外れのないデートばかりを提案してきます。
食事デートは同じお店ばかり。
プレゼントだって、一度喜んだらそのブランドに頼りきり。
もちろん、全部がお気に入りだから嫌なわけじゃないけれど、マンネリすぎてつまらなく感じてしまいます。
こんなカップルになってしまったら、デートではひとつでも新しい何かを取り入れるようにしてみてください。
彼が気づいてくれない時は、こちらから「今日はこのお店に入ってみようよ!」と言ってみるといいでしょう。
彼が欲しがりそうなプレゼントばかりじゃなく、たまには自分のセンスや好みで見繕ってあげて。
「これも悪くないね!」という新たな発見を一緒に楽しみましょうね。
一緒にいる時はお互いの存在を意識して
マンネリ化したカップルは、一緒にいる時も自分勝手に過ごすようになっていきます。
一人はテレビを見て、もう一人はスマホでゲーム。
飽きたらジュースでも飲みたくなるけれど、「飲むけど、飲む?」なんて聞いたりはしません。
だって、お互いの存在を意識していないから。
気を使わずに過ごせるなんて、それだけ一緒にいるのが当たり前のカップルになった証拠なのかもしれません。
しかし、これなら一人でいても一緒にいても変わりませんよね。
そうなってしまったら、デートをすることも、付き合い自体も価値がないように思えてきてしまいます。
だから、一緒にいる時はもっとお互いの存在を意識するようにしませんか?
やりたいことがあるなら一緒にやり、無理なことはささっと切り上げて2人の時間に早く戻すことです。
お互いを意識しなければ、相手の良さや、一緒だからこそ得られるものも見つけられません。
付き合いが長くなっても相手へのサービスは忘れない
どんなに付き合いが長くなっても、相手へのサービスは忘れないでおきたいですね。
例えば、「笑顔が可愛いね」と褒めてくれた彼に、笑顔を見せるのをやめてしまったら相手はがっかりです。
カップルは、マンネリ化してくると、愛想よくニコニコするのがちょっと照れくさくなったりもします。
「ありがとう」も「大好き」もそう。
今さら恥ずかしくてなかなか言えません。
でも、彼は内心それを待っているし、それが素直に言えた頃の自分は可愛らしかったと思いませんか?
だったらやってあげなくちゃ!
サービスは自分のためにもなるんです。
ニコッと笑顔を振りまいた瞬間、彼の表情は一瞬ほころぶはず。
それを見られたら、きっとこっちもキュンとして幸せな気持ちになれますね。
だから、お互いがもったいぶらずにサービスし合いましょう。
面倒に思っちゃダメ!揉め事も挑戦も避けないこと
ケンカをしたり、新たなことに挑戦するのを面倒に感じ始めていませんか?
マンネリ化する前は、相手のすべてを知りたくてとことん話し合い、納得がいかない時はケンカもよくしましたよね。
でも今は、それが面倒だから思ったことも全部は口にしません。
「やってみようよ!」と熱く誘ったり、相手のノリに乗っかるのも面倒くさいから無理です。
おかげでケンカや言い合いもずいぶんと減りました。
それなのに、何だか寂しい気もしますね。
それが倦怠期というものです。
楽な方を選んでそうなったくせに、現状に満足できず、不満や不安を抱えてしまう…。
それなら、面倒なことも避けないで一緒にやってみることです。
ケンカになっても、言い合うことでもっと仲良くなれたりもします。
挑戦するのには準備も必要でしんどいけれど、その段階から一緒に楽しめたら思い出もますます増えますよ。
ちょっとした工夫と意識でマンネリカップルを抜け出そう
倦怠期を迎えてしまっても、ちょっとした工夫と意識でマンネリカップルから抜け出せます。
寂しさや不満があるのに、やっぱりちょっと楽だからついズルズルとそれを続けてしまう…。
すると、突然その状況が虚しくなり、別れを決断したくなってしまいます。
どちらかでもその状況から抜け出そうとすれば、相手も何かを感じ取り、2人の空気は変わっていきます。
自然と変わっていくのを待ったりしないで、まずは自分からその風を起こしたいですね。