ウジウジした優男よりも、自己主張が強い相手の方が男らしくて頼りになるの?
確かにそうなのかもしれません。
実際に、そんな男になりたくて、自分を変えようと努力している男性もいますからね。
でも、自己主張が強いせいで女性に怖がられたり、仕事場で気まずい空気を作ってしまうこともあるのではないでしょうか。
あなたのためにも彼自身のためにも、改めてそんな彼の特徴や正しい扱い方について考えてみませんか?
自己主張が強い男こそかっこいいと思い込んでいる
ドラマや映画の中で、必ずと言っていいほど毎回登場する「自己主張が強い男」。
仕事場を掻き回すことも多いですが、困った状況を打破してくれるヒーロー的役割も担っています。
その結果、上司に評価され、部下には尊敬され、女性社員からは「ステキ♡」という目で見られたりもしますね。
そんなシーンを見た彼が、「自己主張が強い男=かっこいい!」と思い込んでしまうのも無理もありません。
すぐに影響を受けてしまうくらいですから、彼の性格はとっても素直ですね。
ビビっときたら自分もすぐその気になり、ブツブツと言い回しを真似て練習を始めちゃったりするのでは?
そんな彼の姿を見かけても馬鹿にしたりはせず、「これはちょっと言い過ぎだけどね」などと助言してあげてください。
ドラマや映画はわかりやすくするために大げさに演出している場合があります。
そのまま真似てしまうのは危険なので、どんな場面やどんな言い方がベストかをそっと教えてあげましょう。
知識や経験が豊富な彼…プライドを捨てられない!
自己主張が強いのは、「わかる」という自信と、「できる」という確信があるからです。
知識も経験も豊富な彼は言動に迷いがありません。
リーダーシップが取れるタイプなら、さらに自己主張を強くしてその場を仕切ろうとするのではないでしょうか。
できる相手には負けたくないし、自信や確信がある自分が他の誰かに仕切られるなんて考えれませんからね。
プライドが捨てられないちょっと厄介なタイプの彼。
決め付けたような物言いが鼻につくこともありますが、こういう彼はうまく利用するくらいでいいんです。
謙虚に話を聞いてあげれば、彼は気持ちよく情報やアドバイスをくれますから。
「そうじゃないのに…」と思っても、ムキになって突っ込みを入れたりすると喧嘩の引き金になるので気をつけて!
彼のプライドを傷つけないよう、「○○って聞いた気がするなぁ」という感じで遠回しに指摘してあげてください。
攻撃されたくないから強い自分を見せようとする
相手に攻撃されたくないから強がるというケースもありますね。
モジモジすると「どっちなの?!」とイラつかれ、「どうせ間違ってるんでしょ」とあしらわれることもあります。
彼は口下手で、相手にうまく言い返す自信がないのかもしれません。
また、周りの目ばかり気にするタイプで、恥をかきたくないから虚勢を張っているのかも。
自己主張が強いと、自信がなくても自信満々に見えるし、あいまいな発言にも説得力が出ます。
堂々とさえしていれば、相手にビクつかない男らしい男性なんて言われたりもします。
そんなことをいちいち気にする彼はちょっぴりかわいそうですね。
ありのままの自分でいられるよう、ゆっくり温かく見守ってあげましょう。
せかしたりからかったりはせず、ちょっとずつ理解を深めながら徐々に心を強くしてあげましょう。
優しい人達のおかげでわがまま男になってしまった
自己主張が強いのは、それが許される環境で育ったせいかもしれません。
優しい親に育てられれば、多少無理のある言いぶんでも通ってしまい、わがままな男になってしまうこともあります。
顔がいい、スポーツや勉強ができる、お金持ちである…。
こんな恵まれた彼も、友達や先生にチヤホヤされて言いたい放題でいられたでしょう。
周りが優しいと、みんなが遠慮してひとりの男を勘違いさせてしまいます。
そんな彼には、いかに周りに恵まれてきたかということを思い知ってもらうことです。
周りの人達のことを話ながら、「いい人だね」「嬉しいこと言うなぁ」と感心し、気づかせてあげてください。
そうすれば、自己主張が強い自分でいさせてくれた周りへの感謝が生まれ、彼はきっと変わります。
彼の可愛らしさを認めて優しく包んであげること
自己主張が強い彼に気が滅入ってしまいそうになったらこう考えてみてください。
強く主張するのは甘えている証拠。
関心をもってほしい、自分の話をじっくり聞いてほしい、「すごいね♡」って言われたい…だからこそ。
可愛らしさだと思ってあげられたら、イラっとするよりもクスっと笑えるくらいの余裕が生まれますよ。
ただ、男らしさだと勘違いしている彼には教えてあげることも大切ですね。
「女性って、そこまで言われると怖くてドキドキしちゃうんだよ」というように、そっと正してあげることです。
熱くなっている彼を優しい口調と温かい眼差しで包んであげてください。
そうやって、つい自己主張が強くなってしまう彼を少しずつ穏やかに変えていきたいですね。